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藍銅鉱 らんどうこうazurite

翻訳|azurite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

藍銅鉱
らんどうこう
azurite

Cu3(OH)2(CO3)2単斜晶系鉱物板状,短柱状結晶。断口は貝殻状,脆弱。硬度 3.5~4,比重 3.773。ガラス光沢があり天青色で透明~半透明。1気圧のもとでは約 410℃で脱水する。熱湯で分解し,二酸化炭素ガスを発生。銅鉱床の酸化帯などに2次鉱物として産する。

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大辞林 第三版の解説

らんどうこう【藍銅鉱】

水酸化銅および炭酸銅からなる鉱物。単斜晶系。柱状あるいは板状結晶形のほか、塊状・葡萄状。藍青色で透明、ガラス光沢がある。容易に孔雀石に変わる。銅鉱床の酸化帯に産する。古来、青色の顔料として用いられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藍銅鉱
らんどうこう
azurite

各種銅鉱床の酸化帯中に他の銅の二次鉱物、とくにくじゃく石とよく共存し、原則的に初生銅鉱物を伴わない。多量に産すると銅の鉱石鉱物となる。純粋なものは岩絵の具の原料となる。くじゃく石よりはやや産出が少ない。これは生成の際にくじゃく石よりやや高いCu2+濃度を必要とすることにもよる。自形は柱状、六角板状、六角短柱状など。普通は塊状集合。日本のおもな産地は新潟県東蒲原(ひがしかんばら)郡三川(みかわ)鉱山(1962年閉山)、静岡県下田市河津(かわづ)鉱山など。英名アズライトはペルシア語で濃青色を意味するlazhwardに由来する。[加藤 昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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