藤原為世(読み)ふじわらのためよ

大辞林 第三版の解説

ふじわらのためよ【藤原為世】

1251~1338) 鎌倉後期の歌人。為氏の子。二条派の嫡流で、京極為兼と対立。歌風は平淡。「新後撰和歌集」「続千載和歌集」を撰し、「続拾遺和歌集」以下の勅撰集に一七七首入集。歌論「和歌庭訓抄」など。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ふじわら‐の‐ためよ【藤原為世】

鎌倉後期の歌人。為氏の子。正二位権大納言に至る。二条家の嫡流として、大覚寺統の庇護を受けて「新後撰集」「続千載集」の撰者となり、持明院統と結びついた京極家の為兼と激しく対立して、その論争を「延慶両卿訴陳状」として著わした。晩年、娘の為子が寵を受けた後醍醐天皇の即位により、歌壇の長老として重んじられた。門下に頓阿など。歌学書「和歌庭訓抄」などの著がある。建長三~延元三年(一二五一‐一三三八

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