藤原長房(読み)ふじわらの ながふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原長房」の解説

藤原長房(2) ふじわらの-ながふさ

1170-1243 鎌倉時代の公卿(くぎょう),僧。
嘉応(かおう)2年生まれ。藤原光長の子。母は藤原俊経の娘。後鳥羽(ごとば)上皇近臣参議をへて民部卿,正三位。承元(じょうげん)4年(1210)出家して法相(ほっそう)宗の貞慶に師事山城(京都府)海住山寺再興につとめ,海住山民部卿入道とよばれた。仁治(にんじ)4年1月16日死去。74歳。法名は覚心,覚真。号は慈心

藤原長房(1) ふじわらの-ながふさ

1030-1099 平安時代中期-後期の公卿(くぎょう)。
長元3年生まれ。藤原経輔の次男。母は日野資業(すけなり)の娘。正三位,参議。大宰大弐(だざいのだいに)をかねて赴任したが,嘉保(かほう)元年(1094)彦山(ひこさん)衆徒蜂起(ほうき)で都ににげかえり,世人に半大弐とわらわれた。「後拾遺和歌集」以下の勅撰集に6首がはいっている。康和元年9月9日死去。70歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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