デジタル大辞泉
「蛭」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ひる【蛭】
〘名〙
蛭類に属する環形動物の総称。ふつう体長三~一〇センチメートル。体は扁平または円柱状で、三四個の体節からなり、著しく伸縮できる。体の前後端に吸盤があり、前吸盤の底に口が開く。池沼・水田のほか海水にもすみ、ヤマビルなどの陸生も存する。多くは
脊椎動物の体表に付着して吸血する。雌雄同体。淡水産にチスイビル(医用蛭)・ウマビル、海水産に
ウオビル・
ウミエラビルなど種類が多い。ふつう、チスイビルをさしていうことが多い。チスイビルは吸血性を利用して
瀉血に利用される。《季・夏》 〔
新撰字鏡(898‐901頃)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報