西目屋[村](読み)にしめや

世界大百科事典 第2版の解説

にしめや【西目屋[村]】

青森県南西部,中津軽郡の村。人口2138(1995)。岩木川最上流域を占め,南部は秋田県をなす白神山地からなり,村域の大半山林である。弘前市に編入された旧東目屋村とともに古くから目屋と呼ばれ,近世中ごろからタバコ産地として知られた。薪炭の供給地でもあったが,現在は稲作とリンゴ栽培が中心。尾太(おつぷ)鉱山は明和年間(1764‐72)に最盛期を迎えたが,明治以降は休山を繰り返した。第2次大戦後再開発され,亜鉛,鉛などの鉱山として活況を呈したが,1978年閉山した。

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百科事典マイペディアの解説

西目屋[村]【にしめや】

青森県南西部,中津軽郡の村。岩木山の南麓にあたり,岩木川の源流域を占め,南には白神山地があり秋田県との境をなす。農林業が主産業であるが,1993年に白神山地が世界自然遺産に指定されたのを機に,その玄関口として訪問客が増加しており,観光業の伸びも期待されている。中央部の目屋ダム・美山湖は1960年に完成,現在はそのすぐ下流により大規模な津軽ダムを整備中。西部にある〈アクアグリーンビレッジANMON〉は,世界自然遺産の緩衝地域に位置する暗門の滝や,津軽峠近くのブナ巨木〈マザーツリー〉などをめぐる散策路の核となる総合拠点施設。246.02km2。1594人(2010)。

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