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貔子窩遺跡 ひしかいせきPi-zi-wo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

貔子窩遺跡
ひしかいせき
Pi-zi-wo

中国遼寧省遼東半島の南岸,貔子窩の北東 15kmにある遺跡。先史時代の単だ子遺跡と,戦国時代から漢代にかけての高麗寨遺跡の2ヵ所がある。前者は,彩陶黒陶の系統をひく土器が重要であり,後者では鉄器が注目される。

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百科事典マイペディアの解説

貔子窩遺跡【ひしかいせき】

中国,遼東半島先端近くの東岸,碧流河畔にある遺跡。台地(高麗寨)と単【だ】子島の両遺跡があり,1927年日本の東亜考古学会が調査。彩文土器石庖丁などを伴出した新石器時代の墓や,戦国時代・漢代の土器,金属器などが出土

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世界大百科事典 第2版の解説

ひしかいせき【貔子窩遺跡 Pí zǐ wō yí zhǐ】

中国,遼寧省遼東半島の先端近くの東岸,碧流河の河口に位置する遺跡。岬状の小台地の高麗寨と近接する小島の単砣子の両遺跡からなる。1927年東亜考古学会の初調査として,浜田耕作らによって発掘され,北京大学の馬衡,陳垣(ちんえん)も参加した。高麗寨は貝層を含む包含層で,土器,石器,玻璃,青銅器,鉄器,銭貨が出土した。土器は単砣子と類似する赤焼土器のほか鬲(れき),甗(げん)の黝色土器や漢式系土器が出土した。

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