軽震(読み)ケイシン

デジタル大辞泉 「軽震」の意味・読み・例文・類語

けい‐しん【軽震】

地震の強さの旧階級。戸や障子がわずかに動く程度とされ、震度2にあたった。→震度
[類語]地震地動ちどう余震揺り返し無感地震有感地震大地震だいじしん大地震おおじしん大震震災震央震源震源地震度微震弱震中震強震烈震激震

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軽震」の意味・読み・例文・類語

けい‐しん【軽震】

  1. 〘 名詞 〙 地震の強さを体感で表わした段階一つ気象庁の旧震度階では震度2に当たり大勢の人が感じ、戸、障子がわずかに動く程度。
    1. [初出の実例]「軽震とは震動が稍強うて家屋を動かすに至る程であるが少しも被害の無きもの」(出典:地震学講話(1907)〈大森房吉〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android