烈震(読み)レッシン

デジタル大辞泉 「烈震」の意味・読み・例文・類語

れっ‐しん【烈震】

地震の強さの旧階級。家屋倒壊が30パーセント以下で、山崩れ・がけ崩れが起こり、地割れを生じるものとされ、震度6にあたった。→震度
[類語]地震地動ちどう余震揺り返し無感地震有感地震大地震だいじしん大地震おおじしん大震震災震央震源震源地震度微震軽震弱震中震強震激震

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「烈震」の意味・読み・例文・類語

れっ‐しん【烈震】

  1. 〘 名詞 〙 地震の強さを表わす等級一つ。家屋の倒壊は三〇パーセント以下で、山くずれや地割れが生じ、多くの人々は立っていることができない程度気象庁の旧震度階では、震度六に当たる。
    1. [初出の実例]「彼等の小屋にとっては弱震も烈震も効果に於て大した相違はないであらうし」(出典:天災と国防(1934)〈寺田寅彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android