ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
農政全書
のうせいぜんしょ
Nong-zheng quan-shu
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
中国明(みん)代の農書。著者は徐光啓(じょこうけい)。この書は徐光啓の死後6年、1639年に刊行された。『斉民要術(せいみんようじゅつ)』、王楨(おうてい)の『農書』とともに中国三大農書とされる。『農政全書』は12部門に分かれ、農本、田制、農事、水利、農器、樹芸、蚕桑、蚕桑広類(ワタ、アサなど)、種植、牧養、製造、荒政で、60巻に達する。日本の宮崎安貞(やすさだ)の『農業全書』に大きな影響を与えている。
[福島要一 2016年4月18日]
『山田龍雄他編『日本農書全集12・13 農業全書』(1978・農山漁村文化協会)』
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出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…さらに《農器図譜》16巻は初めての総合的な農具の図解で,在来農具のほとんどに及び,農史研究のうえに役立つことが多い。明代農書の代表的なものは徐光啓の《農政全書》60巻である。彼は礼部尚書(文武大臣)にまで昇った人であるが,西洋科学にも通じ,《農政全書》中に,〈泰西汞法(たいせいこうほう)〉2巻,〈荒政(飢饉対策)〉18巻の存することは,彼の経歴と学問的素養を背景にしたものである。…
※「農政全書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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