逆探知(読み)ぎゃくたんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

逆探知
ぎゃくたんち

電話,電信などについて,その通信を逆にたどってその発信先を突止めること。特に,身代金目的の誘拐事件や恐喝,脅迫事件などにおいて,電話による犯人からの連絡について,捜査機関が日本電信電話株式会社 NTTの協力のもとに発信先を追及する際に利用されることが多い。たとえ受信側の当事者の同意がある場合でも,通信の秘密,プライバシーの保護という点から問題があるが,上のような場合には発信者に秘密・プライバシーの権利を求める資格がないとする見解や,一種の正当防衛的な性格をもつものとして許容されるとする見解がある。

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デジタル大辞泉の解説

ぎゃく‐たんち【逆探知】

[名](スル)電話や電波で、受信場所から逆に回線などをたどって発信元をつきとめること。「犯人からの電話を逆探知する」

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世界大百科事典 第2版の解説

ぎゃくたんち【逆探知】

電話による脅迫事件,身代金誘拐事件,爆破予告事件などの捜査で,再度入電の可能性がある場合に,発信元または少なくとも発信区域を確認し,容疑者を割り出すために用いられる手段。捜査機関は,事前に,被害者に逆探知同意書を作成してもらい,管轄電話局に対し逆探知の協力要請をしておく。入電したときは,電話局に必ず逆探知依頼を合図で行い,通話時間をなるべく引き伸ばす。発信元または発信区域が判明した場合は,捜査機関は当該公衆電話および当該区域の公衆電話に対する張込み等を行い,犯人検挙の態勢を確立する。

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大辞林 第三版の解説

ぎゃくたんち【逆探知】

( 名 ) スル
電波や電話の発信地を、受信側からさがすこと。 「誘拐犯を-する」

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