都市行政(読み)としぎょうせい

世界大百科事典 第2版の解説

としぎょうせい【都市行政】

都市自治体の行政機能は,いずれの国でも今世紀の社会経済発展にともなって重要性を増した。アメリカでは19世紀末から20世紀の10年代にかけて市政改革運動が起きた。これは,都市化とともに中央政党によって支配され腐敗していた市政浄化を求める都市中間層の運動であったが,近代的な都市行政制度と自治権の確立に多大な貢献を果たした。市政府職員の情実任用と汚職を排するために,近代的な公務員制度や財務会計制度の形成を促したばかりか,市政府形態として新たに市支配人制や委員会制の導入に結びついた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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