昭和・平成期の推理作家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
推理作家。本名松岡厳(いわお)。東京生まれ。早稲田(わせだ)実業学校中退。早川書房編集部勤務を経て、1961年(昭和36)長編『やぶにらみの時計』を発表。以後、『誘拐(ゆうかい)作戦』『三重露出』『キリオン・スレイの生活と推理』など、いずれも軽妙洒脱(しゃだつ)でユーモラスな味があり、しかも読者の意表をつく凝った構成に特色がある。また、ショート・ショートも得意とし、時代小説の推理短編シリーズには『なめくじ長屋捕物(とりもの)さわぎ』、評論集には『死体を無事に消すまで』がある。
[厚木 淳]
『『死体を無事に消すまで』(1973・晶文社)』▽『『キリオン・スレイの生活と推理』(角川文庫)』▽『『三重露出』『なめくじ長屋捕物さわぎ』シリーズ(光文社文庫)』▽『『誘拐作戦』(創元推理文庫)』
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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