金属器時代(読み)キンゾクキジダイ

デジタル大辞泉 「金属器時代」の意味・読み・例文・類語

きんぞくき‐じだい【金属器時代】

人類金属を用いるようになった時代青銅器時代鉄器時代をいう。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「金属器時代」の解説

金属器時代(きんぞくきじだい)
metal age

冶金(やきん)術の発明が歴史に画期的な変革をもたらし,自然銅の延性の発見により,金属を利用し始めた時代の意。メソポタミアでは,ハラフ期になって銅と鉛の鋳造法が知られており,また,ウバイド期には金の使用も行われていた。この時代は銅器時代であるが,ウル第1王朝には青銅品がつくられている。この頃の青銅は,錫(すず)を含んだ特殊な銅としてのみ知られ,合金ではなかった。やがてその合金術が発見され,オリエントからヨーロッパあるいはアジアに伝えられ,武器,戦車,船,家屋などを貴族階級の間に容易につくらせるに至った。加うるに,アルメニア方面でのミタンニ人による前15世紀におけるの発見は,百般の器具に多大な変革をもたらし,新たな社会革命となったことはいうまでもない。

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旺文社日本史事典 三訂版 「金属器時代」の解説

金属器時代
きんぞくきじだい

青銅器時代と鉄器時代の総称
利器の材料として金属が用いられた時代で,新石器時代の次にあたる。日本では水稲耕作や金属器の利用は生産力を飛躍的に増大させ,社会に階級の分化をもたらした。

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旺文社世界史事典 三訂版 「金属器時代」の解説

金属器時代
きんぞくきじだい
metalage

石器時代に続く青銅器時代と鉄器時代のこと
この時代にはほとんどの地域文字が用いられ,記録が残されるようになった。

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