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金平本 きんぴらぼん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金平本
きんぴらぼん

江戸和泉太夫が語った金平浄瑠璃の正本,およびそれを模倣した他の作者の浄瑠璃正本。6段の細字絵入本が多い。江戸版は小本,上方版は大本で,1冊が 10丁ないし 20丁から成り,誇大な怪奇趣味にあふれた挿絵がある。

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デジタル大辞泉の解説

きんぴら‐ぼん【金平本】

金平浄瑠璃の正本(しょうほん)。また、金平浄瑠璃に類似した内容の種々の版本。

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百科事典マイペディアの解説

金平本【きんぴらぼん】

金平浄瑠璃の正本が本来の意であるが,広義には古浄瑠璃の正本すべてを呼ぶ。半紙判または美濃紙半切判で,多くの場合稚拙なさし絵がはいっている。

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世界大百科事典内の金平本の言及

【本】より

鱗形屋(うろこがたや)は1657年(明暦3)に《花鳥山桜西明寺百首》を出版し,又右衛門らの古浄瑠璃本を引き継いで幕末まで活動した。江戸で最も流行したのは坂田金時の子公平(きんぴら)を主人公とした金平浄瑠璃で,これは鳥居派の絵入本で流布し金平本と呼ばれた。やや遅れて京都で子ども用の赤表紙行成本があり,江戸では小本のお伽噺絵入りの赤本が延宝ころ(1670年代)出版され,享保ころ(1710年代)には年長向きになり黒本といい,やがて青本となり(黒本・青本),安永ころには黄表紙となった。…

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