金雀(読み)きんじゃく

精選版 日本国語大辞典 「金雀」の意味・読み・例文・類語

きん‐じゃく【金雀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「きんしゃく」とも ) 女性の頭髪装飾具の一つ。簪(かんざし)の首に金の雀をつけたもの。
    1. [初出の実例]「翠翹金雀とりどりの、かざしの花もうつろふや」(出典:光悦本謡曲・皇帝(1516頃))
    2. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕
  3. 鳥「ひわ(鶸)」の異名。《 季語・秋 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「金雀」の解説

きんすずめ【金雀】

山口日本酒。「飛翔」は袋吊りで搾る純米大吟醸酒。ほかに大吟醸酒、純米吟醸酒純米酒、本醸造酒などがある。原料米は山田錦、五百万石、八反錦、雄町。仕込み水は錦川の伏流水蔵元の「堀江酒場」は明和元年(1764)毛利家の家臣であった堀江太朗兵衛が創業屋号は「雀集堂」。当初は「銀雀」「福雀」などの銘柄もあった。所在地は岩国市錦町広瀬。

きんすずめ【金雀】

愛媛の日本酒。仕込み水は石鎚山系の伏流水。蔵元の「高橋酒造」は明治元年(1868)創業。現在は廃業。蔵は新居浜市土橋にあった。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

普及版 字通 「金雀」の読み・字形・画数・意味

【金雀】きんじやく

金雀のかんざし

字通「金」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「金雀」の解説

金雀 (エニシダ)

学名Cytisus scoparius
植物。マメ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

デジタル大辞泉プラス 「金雀」の解説

金雀(きんすずめ)

山口県、有限会社堀江酒場の製造する日本酒。純米大吟醸酒「飛翔」などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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