デジタル大辞泉 「果てし」の意味・読み・例文・類語 はて‐し【果てし】 《「し」は強意の副助詞。打ち消しの語を伴って用いる》果て。際限。きり。終わり。「果てしのない大空」[類語]果て・限り・きり・際限・終わり・終わる・済む・おしまい・終了・完了・完結・終結・終焉しゅうえん・終末・幕切れ・閉幕・幕・打ち止め・ちょん・完かん・了りょう・ジエンド・終わりを告げる・終止符を打つ・ピリオドを打つ・ちょんになる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「果てし」の意味・読み・例文・類語 はて‐し【果し】 〘 名詞 〙① ( 「はて」に強意の助詞「し」が付いたものが一語化した語。多く、打消の語を伴って用いる ) 終わり。限り。際限。はて。[初出の実例]「星の国にと行く雲の、はてしはあらじ人心」(出典:大観本謡曲・龍虎(1516頃))② 江戸時代、芸者仲間の隠語で、房事。[初出の実例]「薬研堀芸者(歌妓)かくしことばに、房事の事をはてしといふもおかし」(出典:随筆・俗耳鼓吹(1788)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例