富山県高岡市と氷見市(ひみし)との境にある二上(ふたがみ)丘陵性山地が富山湾に臨む岩石海岸。『万葉集』に詠まれた有磯海(ありそうみ)の一部。地名は、源義経(よしつね)主従が奥州落ちのとき、にわか雨にあい、ここで雨が晴れるのを待ったという伝説に由来する。この海岸は第三紀層の砂岩で構成される岩石が海食で残され、松の生える男岩、女岩などの小島が散在し、単調な富山湾に変化を与えている。能登半島国定公園(のとはんとうこくていこうえん)の一部。あいの風とやま鉄道(旧、JR北陸本線)高岡駅から分岐するJR氷見線が海岸を通り、雨晴駅がある。夏は海水浴場として利用されている。
[深井三郎]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新