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雪の下 ユキノシタ

デジタル大辞泉の解説

ゆき‐の‐した【雪の下】

ユキノシタ科の多年草。湿った所に生える。全体に毛があり、茎は紅紫色で地をはい、節から小苗を出して増える。葉は多肉質の腎臓形で、長い柄があり、裏面は暗赤色。夏、20~50センチの花茎を伸ばし、白い花をまばらにつける。花びらは5枚あり、下の2枚が長い。葉を腫(は)れ物の民間薬にし、食用にもする。虎耳草(こじそう)。 夏》「手ふきただ垂れて狭庭(さには)や―/石鼎」
雪の下紅梅」の略。

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大辞林 第三版の解説

ゆきのした【雪の下】

ユキノシタ科の多年草。山中の湿った岩や崖に自生し、観賞用に栽培もされる。全体に細毛が密生する。根葉は柄があり、肉質の腎円形で浅裂、裏面は紫赤色または白緑色。初夏、茎頂に白色の小花が多数円錐状につく。葉腋ようえきから糸状の匐枝ふくしを出して、先端に新苗をつくる。葉は民間薬として、腫れ物・凍傷・火傷やけど・咳せきなどに用いる。岩蕗いわぶき。虎耳草こじそう。鴨足草。 [季] 夏。 《 ゆれそめて雨となりけり- /今井つる女 》
一重梅ひとえうめ 」に同じ。

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