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電気化学当量 デンキカガクトウリョウ

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デジタル大辞泉の解説

でんきかがく‐とうりょう〔デンキクワガクタウリヤウ〕【電気化学当量】

電気分解のとき、1クーロン電気量によって析出する原子または原子団のグラム数。

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百科事典マイペディアの解説

電気化学当量【でんきかがくとうりょう】

電気分解に際し,1クーロンの電気量によって電極に析出する原子または原子団のグラム数をその原子または原子団の電気化学当量という。化学当量ファラデー定数で割った値に等しい。
→関連項目当量

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世界大百科事典 第2版の解説

でんきかがくとうりょう【電気化学当量 electrochemical equivalent】

電気分解において,1Cの電気量によって,すなわち1Aの電流を1秒間通じたとき,析出(あるいは溶解)する物質の量を,その物質の電気化学当量という。たとえば,硝酸銀の水溶液を電気分解すると,1Cの電気量により電極には1.11809×10-3gの銀が析出するから,銀の電気化学当量は1.11809×10-3である。任意の物質1グラム当量を析出(または溶解)させるのに必要な電気量は〈ファラデーの法則〉により一定で,9.648456×104C,すなわち約9万6500Cであるから,その物質の1電気化学当量は,1グラム当量÷96500でだいたい求めることができる。

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大辞林 第三版の解説

でんきかがくとうりょう【電気化学当量】

電気分解において、1クーロンの電気量の移動に伴って反応する元素(単体)または化合物の質量。物質の一グラム当量をファラデー定数で割った値に等しい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電気化学当量
でんきかがくとうりょう
electrochemical equivalent

電解質(酸、アルカリ、塩など)の溶液中に一対の電極を入れ、これらの電極間に電池などの直流電源から1クーロンの電気量を流して電気分解したときに、それぞれの電極(陽極、陰極という)に析出してくる原子あるいは原子団のグラム数をそれぞれの物質の電気化学当量という。これは、金属または非金属の原子あるいは原子団の化学当量をファラデー定数で割ったものに等しい。たとえば銀の電気化学当量は0.001118グラムである。[戸田源治郎]

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