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高松城 たかまつじょう

デジタル大辞泉の解説

たかまつ‐じょう〔‐ジヤウ〕【高松城】

高松にあった城。戦国時代、毛利氏の属将清水宗治の居城。天正10年(1582)羽柴秀吉(豊臣秀吉)の水攻めで開城。
高松にある城。生駒親正(いこまちかまさ)が築城。寛永19年(1642)松平頼重が入封後、親藩松平氏の居城。月見櫓(やぐら)が現存。玉藻城。

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百科事典マイペディアの解説

高松城【たかまつじょう】

香川県(讃岐(さぬき)国)高松市にあった平城(ひらじろ)。北は瀬戸内海に面し,海水を引き入れた三重の濠をめぐらしていた。1587年に讃岐15万石の領主に封じられた豊臣秀吉の家臣生駒親正が築城。

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大辞林 第三版の解説

たかまつじょう【高松城】

高松にあった城。清水宗治の居城で、1582年羽柴秀吉の水攻めで開城した。
高松にあった城。1588年生駒親正が築造、寛永年間(1624~1644)松平頼重の入城以来親藩松平氏の居城。玉藻城。

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日本の城がわかる事典の解説

たかまつじょう【高松城〈岡山県〉】

岡山県岡山市北区高松(備中高松)にあった平城(ひらじろ)。石垣ではなく土塁で築城、周囲の低湿地帯が天然の堀の役割を果たした。戦国時代末期、備中松山城(高梁市)の城主三村氏に命じられた、配下の石川久式(いしかわひさのり)が築いた。三村氏と石川氏が滅亡後、久式の女婿である清水宗治(しみずむねはる)が城主となった。1582年(天正10)4月、中国征伐に乗り出した織田信長の先鋒羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が、3万の軍勢を率いて毛利氏の勢力下にあった備中に侵攻、高松城を包囲した。これに対し、宗治は5000の兵とともに籠城して抵抗。秀吉勢は、周囲の沼地のために攻めあぐんだ。秀吉は軍師の黒田官兵衛の献策を受け入れ、足守川(あしもりがわ)をせき止め、水を城域に流し込む作戦を計画。この土木工事に周辺の農民を高額の報酬で動員し、11日で完工したという。おりから梅雨時の雨も加わり、この策は成功し、城内は水浸しとなって城は孤立、宗治は兵の助命とひきかえに自刃して果てた。この戦いは「高松城の水攻め」として世に知られている。江戸時代初期、高松城はしばらく陣屋として使われていたが、やがて廃城となった。現在、城址公園として整備され、本丸跡と水攻め堤防の一部は国の史跡に指定されている。また、清水宗治の首塚と資料館がある。JR吉備線備中高松駅から徒歩10分。◇備中高松城とも呼ばれる。

たかまつじょう【高松城〈香川県〉】

香川県高松市玉藻町にあった平城(ひらじろ)。国指定史跡。日本城郭協会選定による「日本100名城」の一つ。三重の天守を擁し、水門を設けて内堀・外堀に海水を引き入れ、船倉を設置して軍船を配備した水城(みずじろ)であった。豊臣秀吉の四国制圧後、1590年(天正18)讃岐(さぬき)国に封ぜられた生駒親正(いこまちかまさ)が、瀬戸内海に面した野原荘に築き、この地を高松と改称した。築城にあたって、築城術の大家であった藤堂高虎や黒田如水(じょすい)などの意見を聞いたという。生駒氏は4代高俊(たかとし)の時にお家騒動で転封になり、替わって1642年(寛永19)、水戸城主徳川光圀(とくがわみつくに)の兄松平頼重(まつだいらよりしげ)が入城した。頼重は天守、石垣の修築に取りかかり、東の丸、北の丸も新たに造成した。2代藩主の頼常(よりつね)(光圀の長男・養子)は、新曲輪(くるわ)に月見櫓(つきみやぐら)や水の手門などを造り、海の防備を強化した。以後、高松城は11代にわたる松平氏の居城となった。1869年(明治2)の版籍奉還とともに城郭は兵部省(後の陸軍省)に接収され、外堀が埋め立てられ市街化が進んだ。この時期、城内の多くの建築物が取り壊され、1884年(明治17)に老朽化のため天守も解体された。1890年(明治23)に松平家に払い下げられ、天守台に玉藻廟(たまもびょう)、三の丸跡に松平家別邸の披雲閣(ひうんかく)を建設した。現在、城跡は玉藻公園となり、天守台、北の丸月見櫓、水手御門、旧東の丸艮櫓(うしとらやぐら)、石垣、堀などが現存する。JR予讃本線・高徳本線高松駅から徒歩3分。◇玉藻城(たまもじょう)ともいう。

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