高鷲(読み)たかす

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高鷲
たかす

岐阜県北西部,長良川上流域にある地区。旧村名。 2004年3月八幡町はじめ3町3村と合併し,郡上市となった。大部分が東の鷲ヶ岳および西の大日ヶ岳の火山山麓で,標高 900m。北部の蛭ヶ野 (ひるがの) 高は第2次世界大戦後に開拓され,酪農高冷地野菜の栽培が行なわれる。スキー場キャンプ場も開設され,民宿が多い。区域の一部は白山国立公園奥長良川県立自然公園に属する。長良川に沿って国道 156号線が通る。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高鷲
たかす

岐阜県中西部、郡上(ぐじょうぐん)北部にあった旧村名(高鷲村(むら))。現在は郡上市の北部を占める一地域。2004年(平成16)八幡(はちまん)、大和(やまと)、白鳥(しろとり)の3町、美並(みなみ)、明宝(めいほう)、和良(わら)の3村と合併、市制施行して郡上市となる。旧高鷲村は、長良(ながら)川最上流域を占める。国道156号、東海北陸自動車道が通じ、高鷲インターチェンジがある。白川郷に接するひるがの(蛭ヶ野)は標高約900メートルで、湿原植物のミズバショウ群生地(県指定天然記念物)として知られる。第二次世界大戦後の開拓地ひるがの、上野両高原では、大根、ニンジンなどの高冷地野菜の栽培や酪農が盛んである。また貸し農園など、観光農業にも力を入れている。近年は観光開発も進み、別荘地ができ、テニス・ゴルフ・スキー場や旅館・ホテル・民宿などの宿泊施設が整備され、中京方面から訪れる観光客が増加している。[上島正徳]
『山川新輔著『高鷲村史』(1960・高鷲村) ▽『高鷲村史 続編』(1986・高鷲村)』

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