鵜来島(読み)うぐるしま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鵜来島
うぐるしま

高知県南西部,宿毛湾口に浮かぶ島。宿毛市に属する。南・西岸断崖で,東の小湾に臨んで唯一の集落がある。江戸時代には宇和島藩領であった。かつてはイワシ,カツオ漁業が盛んであった。足摺宇和海国立公園に属し,付近の海域は宇和海海域公園地区に指定。片島宿毛市)から連絡船がある。面積 1.31km2。人口 53(2000)。

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デジタル大辞泉プラスの解説

鵜来島

福岡県福岡市中央区、博多湾内にある玄武岩無人島島名は「うぐしま」と読み、鵜の営巣地であったことに由来するとされる。

鵜来島

高知県宿毛市の市内から南西に約20キロメートルの宿毛湾口沖の島西北約7キロメートルに位置する島。「うぐるしま」と読む。古くは「卯来島」の表記もあった。面積約1.31平方キロメートル。島中央の竜頭山(標高250メートル)には太平洋戦争時につくられた砲台跡が残る。島周辺の海はダイビングや釣りの好適地。

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世界大百科事典 第2版の解説

うぐるしま【鵜来島】

高知県南西部,宿毛(すくも)湾口に浮かぶ島。面積1.3km2。近世には宇和島藩領であったが,1874年高知県に帰属し沖ノ島とともに幡多(はた)郡沖ノ島村に属し,1954年宿毛市に編入された。集落は鵜来島のみで,北西季節風を避けて島の南東部に位置する。付近の海域ではかつてはカツオ,イワシ漁が盛んであったが,近年は漁業資源の減少により不振で,漁業出稼ぎも多い。宿毛市片島との間に1日2便の市営定期船が通じる。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔高知県〕鵜来島(うぐるしま)


高知県南西部、宿毛(すくも)湾湾口に浮かぶ島。面積1.3km2。宿毛市に属する。南岸・西岸は断崖(だんがい)で、集落は北西季節風を避け南東部の宮ノ鼻(みやのはな)周辺にある。磯釣(いそづ)りの好適地。宿毛市片島(かたしま)港と定期船で結ばれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鵜来島
うぐるしま

高知県南西端、宿毛(すくも)湾口にある島。面積1.31平方キロメートルの小島で、32世帯、58人(2009)の住民が居住する。藩政時代には宇和島藩領であったが、1874年(明治7)7月7日高知県に移管され、その後、幡多(はた)郡沖ノ島村に属し、1954年(昭和29)宿毛市に編入された。島の唯一の集落の鵜来島は冬の季節風を避ける南東部にある。平地に恵まれず、漁業が主。かつては宿毛湾付近のイワシ漁業が盛んであったが、衰退した。宿毛市片島から日に2便の連絡船があるが、離島的性格が強い。1989年(平成1)北東部に鵜来島灯台がつくられた。磯釣りに訪れる人も多い。足摺(あしずり)宇和海国立公園に属する。[大脇保彦]

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