日本歴史地名大系 「鵜来島」の解説
鵜来島
うぐるしま
- 高知県:宿毛市
- 鵜来島
宿毛湾口、沖の島の西北方約七キロの海上に浮ぶ有人の島。周囲六キロ、面積一・三二平方キロ。足摺宇和海国立公園に含まれる。
江戸時代には伊予国
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
宿毛湾口、沖の島の西北方約七キロの海上に浮ぶ有人の島。周囲六キロ、面積一・三二平方キロ。足摺宇和海国立公園に含まれる。
江戸時代には伊予国
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
高知県南西端、宿毛(すくも)湾口にある島。面積1.31平方キロメートルの小島で、32世帯、58人(2009)の住民が居住する。藩政時代には宇和島藩領であったが、1874年(明治7)7月7日高知県に移管され、その後、幡多(はた)郡沖ノ島村に属し、1954年(昭和29)宿毛市に編入された。島の唯一の集落の鵜来島は冬の季節風を避ける南東部にある。平地に恵まれず、漁業が主。かつては宿毛湾付近のイワシ漁業が盛んであったが、衰退した。宿毛市片島から日に2便の連絡船があるが、離島的性格が強い。1989年(平成1)北東部に鵜来島灯台がつくられた。磯釣りに訪れる人も多い。足摺(あしずり)宇和海国立公園に属する。
[大脇保彦]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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