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黒人取締法 こくじんとりしまりほうBlack Codes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黒人取締法
こくじんとりしまりほう
Black Codes

広義には,17世紀以来の対黒人奴隷立法をも含むが,狭義には南北戦争後,1860~70年代のアメリカ南部諸州で制定された黒人の強制的就業,諸権利の否定を規定した州法をいう。南部諸州は戦後の農業労働力不足を補うため黒人労働力の確保を目的とする州法を定め,ルイジアナミシシッピサウスカロライナなどの諸州では,白人によって黒人はすべて労働を強制されなければならないことを規定して,実質上の奴隷制度継続をはかった。連邦議会は「再建法」を南部に課してこの傾向を阻止しようとしたが,南部地主層の抵抗のため実質的効果は少なかった。

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