黒姫山(読み)くろひめやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黒姫山
くろひめやま

長野県北端,信濃町にある二重式火山。標高 2053m。信濃富士とも呼ばれるように典型的なコニーデ型をなし,南東の火山原には鏡池などの火口湖がある。山腹はブナやカラマツなどにおおわれる。東方の広大な裾野黒姫高原と呼ばれ,耕地化されたところもあるが,別荘,寮,ホテルなど休養施設が多く,豪雪地であるためスキー場も多い。北の妙高山,南の戸隠山飯縄山などとともに妙高戸隠連山国立公園に属する。登山口は JR信越本線の黒姫駅。

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デジタル大辞泉の解説

くろひめ‐やま【黒姫山】

長野県北部の山。新潟県境近くにあり、円錐状二重式火山で旧火口には鏡池などがある。標高2053メートル。東麓の黒姫高原にスキー場などがある。信濃富士。

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百科事典マイペディアの解説

黒姫山【くろひめやま】

長野県北部,新潟県境近くにある二重式成層火山。標高2053m,山容が美しく信濃富士ともいう。旧火口西部に中央火口丘小黒姫山があり,火口原にはハイマツ,シャクナゲが密生,火口原湖がある。役小角が登山したという伝承があり,1020年恵心僧都が黒姫弁才天像を祀ったという。妙高戸隠連山国立公園に属し,東麓の裾野(すその)はスキー場。しなの鉄道黒姫駅から登山路がある。
→関連項目信濃[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

くろひめやま【黒姫山】

長野県北部,野尻湖西方に位置する二重式成層火山。標高2053m。美しい円錐形をなし〈信濃富士〉ともよばれる。長径1.5km,短径1kmのほぼ楕円形のカルデラがあり,大池,七ッ池(鏡池)などの火口原湖がみられる。火口原西方には円頂丘をなす中央火口丘の小黒姫山がある。東および南山麓の柏原高原とよばれるすそ野は1946年以降入植開拓され,標高800~900mにまで開拓がおよんだ。ソバ,大豆などが栽培されたが,53年の冷害を契機に酪農中心の農業地域へと変貌した。

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大辞林 第三版の解説

くろひめやま【黒姫山】

長野県北部、新潟県境近くにある二重式成層火山。海抜2053メートル。信濃富士。
新潟県糸魚川市にある山。海抜1222メートル。石灰岩からなり、カルスト地形がみられる。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長野県〕黒姫山(くろひめやま)


長野県北部、新潟県境近くに噴出した二重式成層火山。標高2053m。信濃(しなの)富士とも。上信越(じょうしんえつ)高原国立公園に属す。山頂は外輪山東部にあり、その西に火口湖の大(おお)池・七ツ池を隔てて中央火口丘の御巣鷹(おすたか)山がそびえる。東麓(とうろく)の黒姫高原にはスキー場・キャンプ場のほか別荘地が広がる。

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