黒鶫(読み)クロツグミ

デジタル大辞泉 「黒鶫」の意味・読み・例文・類語

くろ‐つぐみ【黒×鶫】

ヒタキ科ツグミ属小鳥。全長22センチくらい。腹が白いほかは雄は黒色、雌は褐色。雄は朗らかな声で複雑な節回しでさえずる。東アジア分布日本では夏鳥で、山地繁殖 夏》「―ききとめわらび捨てて立つ/秋桜子

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精選版 日本国語大辞典 「黒鶫」の意味・読み・例文・類語

くろ‐つぐみ【黒鶫】

  1. 〘 名詞 〙 ツグミ科の鳥。全長二二センチメートルぐらいで、ツグミよりやや小さい。雄は腹面に白地に三角形の黒斑があり、その他はすべて黒色。雌は上面がオリーブ褐色で、下面は赤褐色と白の地に黒斑がある。雌雄ともくちばしあしは黄色。高原の林を好み、地上で小動物を捕食することが多い。鳴き声がよい。日本、中国で繁殖し、冬は南方へ渡る。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「自然かし鳥・くろつくみ・まめうましの類、いつくにも見及候はは、しらせ承候へく候由申之也」(出典大館常興日記‐天文一一年(1542)四月二九日)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「黒鶫」の解説

黒鶫 (クロツグミ)

学名Turdus cardis
動物。ヒタキ科の渡り鳥

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