建設(読み)ケンセツ

デジタル大辞泉 「建設」の意味・読み・例文・類語

けん‐せつ【建設】

[名](スル)
建物施設道路などを、新たに造ること。「ダム建設する」
新しい機構や組織を作り上げること。「平和な社会建設する」
[類語]建てる建築建造築造造営建立新築普請営造作事さくじ造作ぞうさく改築増築移築

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精選版 日本国語大辞典 「建設」の意味・読み・例文・類語

けん‐せつ【建設】

  1. 〘 名詞 〙 あらたにつくり設けること。新しく建物や組織をつくりあげること。建造。
    1. [初出の実例]「曖昧過罪の切腹を除かんとならば、自首律を建設し」(出典:公議所日誌‐一六上・明治二年(1869)五月)
    2. 「此の処は則ち有名なる高等裁判所を建設しある地なり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
    3. [その他の文献]〔礼記‐祭義〕

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普及版 字通 「建設」の読み・字形・画数・意味

【建設】けんせつ

作り設ける。〔漢書、叙伝下〕賈生、矯矯(けうけう)として、冠にしてに登る。の叡(えいせい)なるに(あ)ひ、(しばしば)其のを抗(あ)ぐ。~(はんぺい)を設し、以て守圉(しゆぎよ)を強うす。・楚の合從(がつしよう)(南北連合)は、誼の慮に(よ)る。

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