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LGBT えるじーびーてぃー

知恵蔵miniの解説

LGBT

性的少数者を限定的に指す言葉。レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(出生時に診断された性と、自認する性の不一致)の頭文字をとった総称であり、他の性的少数者は含まない。1970年代には主にゲイが法的権利獲得や差別撤廃などを求めて「プライド」などと称されるパレード他の活動を始め、次第に4者が合流して全世界に活動が広まった。世界最大規模のブラジル「サンパウロ・ゲイ・プライドパレード」では、2009年に推計320万人が参加しており、日本でも各都市で大規模なパレードが開催されている。13年現在、同性結婚を認めた国は約20カ国にのぼり、14年4月15日にはインドで「第三の性」(トランスジェンダー)を法的に認める最高裁の判決が出された。

(2014-4-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

LGBT

レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の英語の頭文字をとった言葉で、性的少数者に含まれる。電通が2015年に実施した調査で当事者に該当すると答えた割合は7.6%(約13人に1人)。

(2017-11-06 朝日新聞 朝刊 教育1)

LGBT

レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害など)の頭文字をとった言葉。広告会社「電通」が2015年に行った調査(対象約7万人)では7・6%(13人に1人)が該当し、トランスジェンダーは0・7%(143人に1人)だった。

(2017-05-15 朝日新聞 夕刊 スポーツ1)

LGBT

レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害を含む体と心の性が一致しない人)の頭文字です。性的少数者には、性愛を感じないアセクシュアルなどの人もいます。

(2017-05-15 朝日新聞 朝刊 オピニオン1)

LGBT

レズビアン(女性の同性愛者)、ゲイ(男性の同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害など心と体の性が一致しない人)の英語の頭文字をとった言葉で性的少数者に含まれる。電通が2015年に約7万人を対象に実施した調査では7・6%(約13人に1人)が当事者に該当すると答えた。

(2017-11-17 朝日新聞 朝刊 千葉全県・2地方)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

人事労務用語辞典の解説

「LGBT」とは、同性愛のLesbian(レズビアン)とGay(ゲイ)、両性愛のBisexual(バイセクシュアル)、出生時に法律的/社会的に定められた自らの性別に違和感を持つTransgender(トランスジェンダー)の総称で、それぞれの頭文字をつなげた略語です。日本語ではしばしば、LGBTを含めた性的マイノリティー(性的少数者)全体を指す用語としても使われます。近年は一部の先進企業を中心に、性的指向による差別を禁じる社内規定を設けたり、性的少数者向けの就職説明会を開いたりするなど、LGBT人材が働きやすい職場づくりに取り組む動きも徐々に広がり始めています。
(2013/10/11掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

LGBT
エルジービーティー

レズビアン lesbian,ゲイ gay(→同性愛),バイセクシュアル bisexual(→両性愛),トランスジェンダー transgenderの頭文字をとった頭字語。その 4者だけでなく,性別(→)や性的指向に関する少数者全般をさす語としても使用される。LGBTの末尾に,性的欲望をもたないアセクシュアル asexualの Aや,性的マイノリティ全般をさすクィア queerの Q,あるいは,自身の性別や性的指向にゆれを感じ,分類できないと考えるクエスチョニング questioningの Qなど,さまざまな性的マイノリティの頭文字が加えられることもある。生物学的な性別が典型的な男性型,女性型ではない性分化疾患 DSDs; disorders of sex developmentの人をさすインターセックス intersexの Iをつけることもあるが,性分化疾患の当事者には,中間の性を想像させる intersexという語を否定し,さらに LGBTと問題が異なると主張する人も多い(→半陰陽)。また,性的少数者,性的マイノリティという語のほうがより包括的であり,アイデンティティで区分しないため望ましいという見方がある一方,それらの語ではそれぞれのまったく異なる状況や経験が不可視化されるという指摘もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

LGBT
えるじーびーてぃー

女性同性愛のレズビアン、男性同性愛のゲイ、両性愛のバイセクシュアル、性同一性障害を含む肉体と精神の性別が一致しないトランスジェンダーの人々の総称。それぞれの英語表記lesbian、gay、bisexual、transgenderの頭文字を組み合わせた造語である。ゲイの人が使う場合はGLBT(ジーエルビーティー)と順番を変えることがあり、また、ほかの性的マイノリティを指すことばの頭文字と組み合わせて使われることもある。性的マイノリティと同義として用いられることも多いが、LGBT以外にも性的少数者は存在することから、より限定的な意味をもつ。
 アメリカやヨーロッパで、1990年代半ばごろからとくに人権に関わる場面で一般的に用いられるようになった呼称である。LGBTが使われるまで一般社会には、それぞれの性的な特徴を肯定的に表す用語がなかったが、現在はゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーの人を同等に、かつ尊厳をもって総称することばとして浸透している。日本では少数派を意味するマイノリティを用いて言い表すことが一般的であるが、少数派とすること自体が差別的と考える場合もあることから、LGBTという呼称が徐々に浸透しつつある。
 電通総研が2012年(平成24)に行ったアンケートによると、20~59歳までの男女約7万人のうち、LGBTに該当する人の割合は5.2%であったという。2010年にはじまったLGBT交流会「にじだまり」(福岡県)をはじめ、LGBTをテーマにしたカフェイベントや映画祭など、理解を深める場が着実に増加している。就職の際に偏見を受けることが以前から問題視されており、近年は、外資系企業を中心に社内支援グループが活動し、LGBTの人たち向けに個別の就職説明会を開く会社もみられるようになっている。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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