出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報
…ピリジン環への水素の付加は立体特異的に行われる。NADにさらにリン酸1分子がエステル結合したNADP(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)もNADと同様に生体内の酸化還元反応の補酵素として関与し,補酵素IIと呼ばれる。NADとNADPは260nmに極大吸収を有するが,還元型(略号NADH)はさらに340nmに極大吸収を有するので,この波長における吸光度変化を指標として,酸化還元反応を測定できる。…
…ピリジン環への水素の付加は立体特異的に行われる。NADにさらにリン酸1分子がエステル結合したNADP(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)もNADと同様に生体内の酸化還元反応の補酵素として関与し,補酵素IIと呼ばれる。NADとNADPは260nmに極大吸収を有するが,還元型(略号NADH)はさらに340nmに極大吸収を有するので,この波長における吸光度変化を指標として,酸化還元反応を測定できる。…
…ビタミンB群に属する水溶性ビタミンの一種である。(1)生理作用 補酵素,NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド),およびNADP(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)の成分として,酸化還元反応の水素の受容体として作用している。植物や動物の体内においては,トリプトファンからニコチン酸を合成することができる。…
…以下に代表的補酵素について述べるが,その多くはビタミンに属する。(1)ニコチン酸の誘導体 NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド),NADP+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸),および両者の還元型であるNADHとNADPHは生物界に広く分布し,乳酸脱水素酵素反応をはじめ,各種の酸化還元反応に関与する酵素の補酵素となる。NAD+の還元は次式のように立体特異的な反応として進行するが,この種のビタミンの欠乏はペラグラpellagraの原因となる。…
※「NADP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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