無線LANに使われる初期の暗号化技術の一つ。「有線と同等のプライバシー」という意味のwired equivalent privacyの略。
無線で通信を行うときに傍受されても内容がわからないように暗号化するための技術で、RC4というアルゴリズムをベースにした共通鍵(秘密鍵)暗号方式を利用している。送信側と受信側が同じ暗号鍵を使う暗号方式で、WEPでは64ビットか128ビットの暗号化キーが使われる。アメリカ電気電子学会(IEEE)によって標準化されており、IEEE802.11のセキュリティシステムとして採用された。その後、暗号化された内容を解読するプログラムが出回るなど、脆弱性(ぜいじゃくせい)が見つかったため、新たなセキュリティ規格であるWPAやWPA2などに移行している。
[編集部]
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…そこで最近重視されている雇用(失業)と労働条件の二つに触れる。前者については,69年のILO総会は創立50年を記念して〈世界雇用計画(WEP)〉を企画し,76年には〈世界雇用会議〉を主催して,2000年を目標に〈基本的ニーズの充足を目標にした雇用志向の開発戦略〉を打ち出した。このWEPで行われる援助(雇用使節団の派遣など)と調査研究は開発と雇用とのデリケートな関係に対し新しい光をあてつつある。…
※「WEP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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