DVI(読み)ディーブイアイ

デジタル大辞泉 「DVI」の意味・読み・例文・類語

ディー‐ブイ‐アイ【DVI】[digital visual interface]

digital visual interfaceコンピューターディスプレーなどに採用されている、画像デジタル信号に関するインターフェース規格の一。VESAが策定したTMDSというシリアル伝送方式を用いている。

ディー‐ブイ‐アイ【DVI】[digital video interactive]

digital video interactive動画圧縮技術の一。米国のGE社とRCA社が開発した、CD-ROMへ記録するデータ形式を定めた規格。データ容量を120分の1の大きさに圧縮して、1時間の動画を記録できる。デジタルビテオインタラクティブ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「DVI」の意味・わかりやすい解説

DVI
でぃーぶいあい

パソコンとディスプレーを接続する標準的なインターフェース規格の一つ。デジタル・ビジュアル・インターフェースdigital visual interfaceの略である。

 基本的に、パソコンからそのままデジタル信号を送るための規格であり、デジタルディスプレー装置液晶ディスプレーやデジタルプロジェクターなど)との間に利用する。VGA(video graphics array)などではパソコン側のデジタル信号をアナログ信号に変換してから送出していたため、ディスプレーでの表示に劣化などがみられた。DVIを使うことでデジタルデータをそのまま利用できるため、信号の劣化がなくなり、画質が向上する。

 コネクター形状としては、デジタル信号のみを扱うDVI-D、アナログ専用のDVI-A、デジタルとアナログの両方を兼用するDVI-Iがある。アナログ信号を扱う仕様が含まれるのは、DVI普及のために従来のアナログ信号も同じコネクターで扱えるようにしたためとされる。

 その後、HDTV(高精細度テレビ)とデジタルAV機器をつなぐ規格であるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)にも採用された。そのため、両者は変換ケーブルなどを使うことで相互接続することもできるが、仕様が異なる部分もあるため、完全な互換性が保たれているわけではない。

[編集部]

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