“反対の”,“~にきっ抗する”を意味するギリシア語に由来する接頭語.オキシムやアゾ化合物の立体異性体を表すとき,trans-のかわりにanti-を用いる.cis-に対応する異性体にはsyn-が用いられ,それぞれアンチ形,シン形とよばれる.
また,配座異性体を表すとき,もっとも大きな原子または基がもっとも離れた位置をとった形に対してアンチ形を使う.そのほか,酸化防止剤(antioxidant),アンチノック(antiknock),逆マルコウニコフ付加(anti-Markovnikov addition)などのように,広く一般に用いられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
→幾何異性
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…一方,トランス体を光照射するとシス体となる。オキシムやアゾ化合物では,シス型にはシンsyn,トランス型にはアンチantiの表記が使われている。 種々の構造をもつアルケン(たとえば4種の異なる原子(団)が結合したエチレン)が得られるようになると,シスまたはトランスで幾何異性体を命名することが困難になってきた。…
※「アンチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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