パッセージ

デジタル大辞泉 「パッセージ」の意味・読み・例文・類語

パッセージ(passage)

通路。また、通行。「パッセージウエー」
文章一節
器楽曲で、旋律音の間を急速に上行・下行する経過的な音符群。経過句。

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精選版 日本国語大辞典 「パッセージ」の意味・読み・例文・類語

パッセージ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] passage ) 独奏器楽曲で旋律音の間をきわめて急速に上行・下行する経過的な部分。経過句。特に音階による経過句はランと呼ばれる。
    1. [初出の実例]「ラロの或るパッセージを弾いた時の、彼の何とも言へぬ肉体の動きを」(出典:ヴァイオリニスト(1951)〈小林秀雄〉)

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音楽用語ダス 「パッセージ」の解説

パッセージ

英語的には、 (文章・引用などの)一節, 一句, ひとくだり、 楽節といった意味である。音楽的には、明確な定義はないが、一般的には、主要なメロディーとメロディーをつなぐ経過的なフレーズをさす。ポピュラーでは、短いメロディーのひとまとまりである“フレーズ”の同義語としてパッセージが用いられることも多い。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パッセージ」の意味・わかりやすい解説

パッセージ
passage

音楽用語で,一般に楽曲の短い部分をいう。楽曲の構成上,比較的重要でない部分 (経過句) ,すなわち独奏曲などで旋律音の間をすみやかに動く部分をさす。順次進行によるもの,分散和音によるものなどがある。

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デジタル大辞泉プラス 「パッセージ」の解説

パッセージ

アメリカのポップス・デュオ、カーペンターズアルバム。1977年発表。ミュージカル「エヴィータ」のカバーなどを収録原題《Passage》。

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