デジタル大辞泉
「中間報告」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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中間報告
衆参両院の委員会で審議中の法案に関し、委員長らに本会議で報告を求めること。報告後は期限を設け再び委員会に付託もできるが、大半は委員会採決が省略され、ただちに本会議で採決される。野党議員が委員長で法案採決に応じない時、用いられるケースが多い。第1次安倍内閣時代の2007年6月に国家公務員法改正案で実施されるなど、過去に衆院で4回、参院で18回の例がある。会期末に法案成立を狙う与党が主導するのは「議会制民主主義の否定につながる禁じ手だ」との批判がある。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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ちゅうかん‐ほうこく【中間報告】
- 〘 名詞 〙 研究または調査などにあたって、その進行の途中で情況の報告、発表を行なうこと。また、その報告。
- [初出の実例]「中間報告をいたします」(出典:愛の渇き(1950)〈三島由紀夫〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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中間報告
ちゅうかんほうこく
議院の求めに応じ,委員会が審査中の議案について議院に報告すること。委員会の審査が著しく遅延し,会期中の議決が不可能と予想とされる場合には,議院は議決により委員会に中間報告を求めることができる。中間報告された議案については,議院が必要に応じて審査に期限をつけたり,委員会の審査を中断し本会議で審議することもできる。そのため中間報告の制度は,政府・与党の国会運営や法案処理に有利な制度となっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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