大衆民主主義(読み)タイシュウミンシュシュギ

デジタル大辞泉 「大衆民主主義」の意味・読み・例文・類語

たいしゅう‐みんしゅしゅぎ【大衆民主主義】

大衆社会基盤に成立する現代民主主義普通選挙実施などにより、大衆政治参加が実現したが、他方官僚制増大マスコミ発達により、一方的に管理されやすい状況をもたらす面がある。大衆デモクラシーマスデモクラシー

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百科事典マイペディア 「大衆民主主義」の意味・わかりやすい解説

大衆民主主義【たいしゅうみんしゅしゅぎ】

普通選挙制を基礎とした民主主義。狭義には,大衆国家における民主主義をいう。市民社会におけるいわゆる古典的民主主義とは異なり,経済的平等や福祉国家への期待が政治的自由の要求を上回る結果,行政権拡大,政治の個人生活への介入が起こる。他方,大衆的政治運動噴出によって政治はしばしば安定性を失い,議会政党政治の機能が減退する。またマスコミを通じた大衆操作などにより,独裁政治が出現しやすい。→大衆社会
→関連項目草の根民主主義

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大衆民主主義」の意味・わかりやすい解説

大衆民主主義
たいしゅうみんしゅしゅぎ

「マス・デモクラシー」のページをご覧ください。

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