弁護(読み)ベンゴ

デジタル大辞泉 「弁護」の意味・読み・例文・類語

べん‐ご【弁護/×辯護】

[名](スル)その人の利益になるように主張して助けること。また、その人に代わって事情をよく説明してかばうこと。「非難矢面に立たされた友人を―する」「自己―」
[類語]庇う庇い立て守る保護する擁護する庇護ひごする守護する防護するガードする警護する警衛する護衛する

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精選版 日本国語大辞典 「弁護」の意味・読み・例文・類語

べん‐ご【弁護・辯護】

  1. 〘 名詞 〙 その人のために申し開きをすること。その人の利益となることを主張して助けること。かばっていうこと。
    1. [初出の実例]「家康の伝を叙する作者は専ら家康を庇保辨護し」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)
    2. [その他の文献]〔漢書‐貢禹伝〕

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普及版 字通 「弁護」の読み・字形・画数・意味

【弁護】べんご

理否を分かって保護する。〔公羊伝、宣十五年、何休、注〕一里、~其の耆老の高び、名づけて老と曰ひ、其の辯(かうけん)里正と爲す。

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【弁護】べんご

治め守る。〔墨子号令〕符を爲(つく)ると曰ふ。一人門を辨す。

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