翻訳|azurite
炭酸塩鉱物の一つ。各種銅鉱床の酸化帯中に他の銅の二次鉱物、とくに、くじゃく石とよく共存し、原則的に初生銅鉱物を伴わない。多量に産すると銅の鉱石鉱物となる。純粋なものは青色の岩絵の具の原料となる。くじゃく石よりはやや産出が少ない。これは生成の際にくじゃく石よりやや高いCu2+(二価銅)濃度を必要とすることにもよる。自形は柱状、六角板状、六角短柱状など。普通は塊状集合。日本のおもな産地は新潟県東蒲原(ひがしかんばら)郡三川(みかわ)鉱山(閉山)、静岡県下田市河津(かわづ)鉱山(閉山)など。英名アズライトはペルシア語で濃青色を意味するlazhwardに由来する。
[加藤 昭 2018年12月13日]
藍銅鉱
英名 azurite
化学式 Cu3[OH|CO3]2
少量成分 ―
結晶系 単斜
硬度 3.5~4
比重 3.78
色 藍青,天青,暗青
光沢 ガラス~金剛
条痕 青
劈開 二方向に完全
(「劈開」の項目を参照)
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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