藤原為世(読み)フジワラノタメヨ

精選版 日本国語大辞典 「藤原為世」の意味・読み・例文・類語

ふじわら‐の‐ためよ【藤原為世】

  1. 鎌倉後期の歌人。為氏の子。正二位権大納言に至る。二条家の嫡流として、大覚寺統庇護を受けて「新後撰集」「続千載集」の撰者となり、持明院統と結びついた京極家の為兼と激しく対立して、その論争を「延慶両卿訴陳状」として著わした。晩年、娘の為子が寵を受けた後醍醐天皇即位により、歌壇長老として重んじられた。門下頓阿など。歌学書「和歌庭訓抄」などの著がある。建長三~延元三年(一二五一‐一三三八

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百科事典マイペディア 「藤原為世」の意味・わかりやすい解説

藤原為世【ふじわらのためよ】

二条為世

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