オーランゼーブ
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アウラングゼーブ
フルダーバード(Khuldabad)
- デジタル大辞泉
- インド西部、マハラシュトラ州の町。アウランガーバードの北西約20キロメートルに位置する。イスラム教の聖者の墓廟が多く残り、ムガル帝国第6代皇帝…
バハードゥル・シャー1世 バハードゥル・シャーいっせい Bahādur Shāh I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1643[没]1712インドのムガル帝国,アウラングゼーブ帝の子で,同帝国第7代の皇帝 (在位 1707~12) 。
アウラングゼーブ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Aurangzeb ) インドのムガール帝国第六代皇帝(在位一六五九‐一七〇七)。ムガール朝最大の版図を実現したが、その専制と宗教的狂信性のため各地で…
シャイスタ・ハーン Shaista Khān
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]1694インド,ベンガルの太守。アーサフ・ハーンの子で,アウラングゼーブの母方の叔父。マラータのシバージーが勢力を伸ばしはじめたとき,…
アウラングゼーブ Aurangzeb 生没年:1618-1707
- 改訂新版 世界大百科事典
- ムガル帝国第6代皇帝。在位1658-1707年。第5代皇帝シャー・ジャハーンの晩年,その4皇子ダーラー・シコー,スルタン・シュジャー,アウラングゼーブ…
パンチャッキー(Panchakki)
- デジタル大辞泉
- インド西部、マハラシュトラ州の都市アウランガーバードにある公園。ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの導師ムザーファルの霊廟が建つ。名称は水…
ビービー‐カ‐マクバラー(Bibi Ka Maqbara)
- デジタル大辞泉
- インド西部、マハラシュトラ州の都市アウランガーバードにある霊廟。17世紀後半、ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの息子アザム=シャーが亡き母…
アーサフ・ジャー Āsaf Jāh
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド,デカン地方のハイデラバード王国 (1724~1948) の創始者 (在位 1724~48) 。ムガル帝国の武将であったが,ムガル帝国がアウラングゼーブ帝の…
アグラ Agra
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インド中北部,ジャムナー河畔にある都市アクバル大帝が1558年に首都と定め,1658年にアウラングゼーブがデリーに戻すまで,幾度か首都であった。タ…
ラールバーグ‐フォート(Lalbagh Fort)
- デジタル大辞泉
- バングラデシュの首都ダッカにある城砦跡。ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの子アザム=シャーにより、1678年に建立。城は未完のまま、ビビパリ…
アウランガーバード(Aurangabad)
- デジタル大辞泉
- インド西部、マハラシュトラ州の都市。州都ムンバイの東約330キロメートルに位置する。ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブがデカン地方を治める拠…
アーマドナガル Ahmadnagar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 別綴 Ahmednagar。インド西部,マハーラーシュトラ州西部の都市。アーマドナガル県の行政庁所在地。ムンバイ (ボンベイ) 東方約 200kmに位置し,交通…
マヌッチ Manucci, Niccolao
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1639?. ベネチア[没]1717. インドイタリアの旅行家。1653年ベネチアを出て,1656年インドのスラトに到着。ムガル帝国のアウラングゼーブ,シャー…
ムガール‐ていこく【ムガール帝国】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( ムガールはMughal ) インド史上最大にして最後のイスラム王朝(一五二六‐一八五八)。チムールの子孫バーブルがデリーを占拠して建国。第三代アク…
シヴァージー Sivājī Bhōnslē
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1627〜80敬虔なヒンドゥー教徒としてムガル帝国に対抗し,マラータ王国を創設した指導者デカンの藩王国に生まれ,ムガル帝国のアウラングゼーブ帝と…
シャー=ジャハーン Shāh Jahān
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1592〜1666インドのムガル帝国第5代皇帝(在位1628〜58)治世の初め,アクバル以来の伝統であるデカン諸国の併合に成功し,領土を広げて宮廷収入を…
シバージー Shivājī 生没年:1627-80
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド中・西部デカン地方を中心とするマラーター王国の創始者。南インドのビジャープル軍の一将軍であったシャーハジーを父とし,17世紀半ばころか…
チャタルプル Chhatarpur
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド中部,マディヤプラデーシュ州北部の都市。ジャーンシ南東約 120km,ガンジス川支流の潤す肥沃な台地に位置。 18世紀初頭にムガル帝国のアウラ…
ジャート Jāt
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 北インドの有力な農耕・土地所有カースト。デリー周辺からその西にかけて広く分布する。アウラングゼーブ帝治世の後半に反乱を起こし,ムガル帝国衰…
シャンブージー Śambhūjī Bhonsle
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1657[没]1689. コーレーガオンインド,マラータ王国第2代の王 (在位 1680~89) 。王国の建設者シバージーの長男。継承の争いで弟ラージャーラー…
ムガル‐ていこく【ムガル帝国】
- デジタル大辞泉
- 《Mughal》インド史上、最大にして最後のイスラム帝国。1526年バーブルが建国。第3代アクバルは北インド全域を支配下に置き帝国の基礎を確立。第6代…
サルカール Jadunath Sarkar
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1870~1958インドの中世史家。ベンガル出身。イギリス留学を辞退し,カルカッタ大学で研究を続ける道を選んだ。処女作『アウラングゼーブ時代のイン…
ラホール Lahore
- 旺文社世界史事典 三訂版
- パキスタン北東部,パンジャーブ地方の中心都市7世紀初めの玄奘 (げんじよう) の記録にもみえるが,ムガル帝国の諸帝によって最も栄えた。特にシャー…
サンバージー Śambhājī(Sambhūjī) Bhonslē
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1657[没]1689インド,マラータ王国第2代の王 (在位 1680~89) 。始祖シバージーの長子。シバージーの死後,ムガル帝国のアウラングゼーブ帝の軍…
シャー‐ジャハーン
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Shāh Jahān ) インドのムガール帝国第五代皇帝(在位一六二八‐五八)。第四代皇帝ジャーハンギールの第三子。四周の国を服従させ、タージ‐マハル寺…
ジャグジーバン・ダース Jagjīvan Dās
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1750年ころのインドの宗教家。生没年不詳。カビール派の影響を受けて,北インドにおいて17世紀初頭に成立したと見られるサトナーミー派は,1673年,…
バードシャーヒー・マスジド Badshahi Masjid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- パキスタンのラホールにある盛期ムガル朝時代に建てられた大規模なモスク。アウラングゼーブ帝により 1673年に完成。中庭を囲んで回廊がめぐり,四隅…
ラージプート
- 百科事典マイペディア
- 7―9世紀ごろ,北方からインドに侵入した外来諸族に土着諸族が混交成立した種族。ラージプタナ(ラージャスターン)と中央・北インドの一部に分布し…
ロヒルカンド Rohilkand
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北インド,ウッタルプラデーシュ州の北西部の地域名。アウラングゼーブ (在位 1658~1707) の死後,アフガン系のロヒラ族が統治していたが,1774年ロ…
シャーフー Shāhū
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1682頃[没]1749.12.15.インド,マラータ王国第5代の王 (在位 1708~49) 。父王サンバージーがムガル帝国の軍勢によって殺されたとき,捕えられて…
スーバダール sūbahdār
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド,ムガル帝国の州 sūbahの長官。アクバルは全土を 15の州に分けたが,のちに増加し,アウラングゼーブのときに 21州となった。皇帝が任免権を…
クトゥブ・シャーヒー朝(クトゥブ・シャーヒーちょう) Qu&tsubuml;b Shāhī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1487~1687インド,デカン東部に存続したムスリム君主の王国。バフマニー朝の末期にできた5王国の一つ。首都はゴールコンダ。他の王国と協力してヴィ…
バードシャーヒー‐モスク(Badshahi Mosque)
- デジタル大辞泉
- パキスタン北東部、パンジャブ州の都市ラホールにあるモスク(イスラム寺院)。旧市街北西部に位置し、ラホール城に隣接する。17世紀後半、ムガル帝…
マラータ王国 マラータおうこく Marāthā
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 17世紀半ば〜1818シヴァージーが創始し,インド・デカン高原中・西部に展開したヒンドゥー王国シヴァージーが,ムガル帝国のアウラングゼーブ帝に対…
シャー・ジャハーン
- 百科事典マイペディア
- インドのムガル帝国の第5代皇帝(在位1628年―1658年)。その治世はムガル朝の最盛期をなし,周辺諸国を平定・服従させ,財政豊かな黄金時代を築いた…
アウラングゼーブ Aurangzēb
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1618〜1707ムガル帝国第6代の皇帝(在位1658〜1707)父帝シャー=ジャハーンを幽閉し,兄弟と帝位を争って即位。熱烈なスンナ派信奉者で,イスラー…
アウラングゼーブ Aurangzeb
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1618~1707(在位1658~1707)ムガル帝国の第6代皇帝。シャー・ジャハーンの三男。若い頃太守としてデカン地方に赴任し,デカンに政治的足場を築いた。…
ムガル帝国 ムガルていこく Mughal
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド,デリーを首都としたムスリム王朝 (1526~1857) 。 1526年始祖バーブルがデリー・サルタナットの一つロディー朝のイブラーヒーム王をデリー北…
ラージプート族 ラージプートぞく Rājpūt
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インド西部に居住し,8世紀以後に支配身分を固定化した上層カーストの総称祖先を古代クシャトリアに求めて,ラージプート(王子)の子孫と称した。…
ムガル絵画(ムガルかいが)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ムガル帝国の宮廷で栄えた絵画。ムガル絵画は,フマーユーン帝が招請したイラン人画家により写本の挿絵(ミニアチュール)として発達した。アクバル帝…
ベンガル太守(ベンガルたいしゅ) Nawāb of Bengal
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 太守と訳されている原語「ナワーブ」は,代理人,副官の意味で,ムガル帝国では各地の州長官の称号として用いられた。アウラングゼーブ帝の死後,ベ…
ゴルコンダ王国 ゴルコンダおうこく Golconda
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- クトゥブ・シャーヒー朝ともいう。インド,デカン地方にあったイスラム教徒の王国 (1518~1687) 。 16世紀初めバフマニー朝が分裂してできた5王国の…
サトナーミー派 サトナーミーは Satnāmī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのヒンドゥー教改革派に属する一派。カビールの影響を受けて 1600年頃に成立したと推測されている。サトナーミーとは「その名が真実なるもの」…
ムガル帝国【ムガルていこく】
- 百科事典マイペディア
- 16世紀前半から19世紀中期にかけての,インド史上最大のイスラム王朝。〈ムガルMughal〉とは〈モンゴル〉に由来する語であるが,始祖バーブルはトル…
ベルニエ François Bernier
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1620~88インドを訪れてインドの諸事情を西欧に紹介した,フランスの知識人。哲学者ガッサンディに師事。知的探求心から1656年東方への旅に出て,ム…
アウラングゼーブ
- 百科事典マイペディア
- インドムガル帝国第6代の王(在位1658年―1707年)。1658年クーデタにより王位を得る。イスラムの信仰が厚く,このために異教徒を圧迫する。その結果…
アウラングゼーブ(Muḥyī al-Dīn Muḥammad Aurangzīb)
- デジタル大辞泉
- [1618~1707]インドのムガル帝国第6代皇帝。在位1658~1707。帝国の領土を最大にしたが、厳格なスンニー派イスラム教徒として他教徒を弾圧したため…
ニザーム niẓām
- 改訂新版 世界大百科事典
- 本来はアラビア語で〈統治〉を意味したが,ニザーム・アルムルクniẓām al-mulk(〈国の統治者〉の意)という称号は,インドのムガル帝国時代,最高の…
アウラングゼーブ Aurangzēb, Mohī al-Dīn Mohammed
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1618.11.3. グジャラート,ドーバド[没]1707.3.3. アーマドナガルインド,ムガル帝国第6代の皇帝 (在位 1658~1707) 。父皇帝シャー・ジャハーン…