てん‐ちゅう【天誅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 天の下す誅罰。天罰。[初出の実例]「皇天自可レ施二天誅一」(出典:本朝文粋(1060頃)二・応討平将門符〈尾張言鑒〉)[その他の文献]〔…
てん‐てき【天敵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ある生物に対して寄生者や捕食者となる他の生物。農作物・森林における防虫のために利用する。一般に益虫といわれるものは、害虫の天敵…
てん‐ど【躔度】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天体運行の度数。[初出の実例]「日星躔度の事」(出典:制度通(1724)一)[その他の文献]〔西京雑記〕
てん‐ぱい【天牌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。天子の宝祚ならびに聖寿無窮を奉祷するため、仏本尊前に安置する位牌。
てん‐ぱつ【点発】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢字の四声を示すために、字の四すみにつける半圏点。圏発(けんぱつ)。〔倭読要領(1728)〕 〔余叢考‐巻二二・音字用点〕
てん‐びき【天引】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金を貸す場合や、給料などを支払うとき、徴収すべき金額をあらかじめ差し引くこと。借金における利子、給与における税金、保険料、預金な…
てんぴ‐ほう(‥ハフ)【天日法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =てんぴせいえん(天日製塩)
てん‐ひょう(‥ヘウ)【天表】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天の彼方。天の高い所。天外。〔班固‐西都賦〕
てんぴょう‐じゃく(テンピャウ‥)【天平尺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奈良時代に常用された尺、ものさし。また、長さの単位。大宝・養老令に規定された小尺、また、和銅六年(七一三)制定の大尺にあたり、の…
てん‐ぽん【転飜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。大部の経を読むとき、通読しないで、各巻の冒頭・中間・末尾の数行を読むこと。転読。また、省略して記すこと。[初出の実例]「僧二…
てん‐むじん【天無人】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「天」の字から「人」を除くと「二」になるところから ) 数の二をいう、僧侶間の符牒。〔日本隠語集(1892)〕[初出の実例]「数字の廋辞(かくしこ…
てんもん‐だい【天文台】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天文学上の観測・研究に従事する機関。編暦・報時なども行なう。天文堂。[初出の実例]「天文台でなぶらるる星」(出典:俳諧・武玉川(175…
てん‐ゆう(‥イウ)【天祐・天佑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天のたすけ。天帝の加護すること。神明の加護。不思議なたすけ。天助。神助。[初出の実例]「天祐聖元拓二区宇一。玉関猶是属二中州一」(…
てん‐りく【殄戮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 殺し尽くすこと。皆殺しにすること。殺戮。〔布令必用新撰字引(1869)〕 〔書経‐召誥〕
てん‐りゅう【天龍】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「りゅう」は「龍」の慣用音 )[ 1 ] 〘 名詞 〙 天を翔(かけ)る龍。天宮を守る龍。てんりょう。[初出の実例]「既号二天龍一、無レ足而走。還称二地…
てん‐あ【諂阿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「諂」も「阿」もへつらう、おもねるの意 ) へつらいおもねること。こびへつらうこと。おべっか。阿諛(あゆ)。
てんあん【天安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安時代、文徳・清和天皇の代の年号。斉衡四年(八五七)二月二一日に、白鹿と連理の樹の献上物があり、これにより改元。天安三年(八五九)四月一…
てん‐が【天鵝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鳥「はくちょう(白鳥)」の異名。〔随筆・梅村載筆(1657頃)〕
きょう‐てん【共点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つ以上の直線が、同一の点を共有すること。
みじか‐てん【短点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 強調、目印などのために打つ点のうち、長点(ながてん)に対して、たけの短い点。みじかめの点。[初出の実例]「申二下供奉人御点一〈略〉左…
てんぶくろ【天袋】
- 家とインテリアの用語がわかる辞典
- 天井に接して作られる戸棚。元来は床の間の脇(わき)、違い棚の最上部に設けられたものをいったが、現在は押し入れの上部に取り付けられた戸棚をいう…
転回 てんかい inversion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 音楽用語。音の上下の関係を逆にすること。音程,和音,旋律の転回がある。 (1) 音程の転回 音程を構成する音のうち,高いほうをオクターブ下に,あ…
天鼓 てんこ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 能の曲名。四番目物。作者未詳。中国の後漢の時代,天鼓という鼓の天才少年が,天から授かった鼓を勅命で召し上げられようとしたのを拒んだため死罪…
滇池 てんち
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
天童〔市〕 てんどう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 山形県東部,山形盆地の中央部に位置し,最上川の右岸にある市。山形,東根両市にはさまれ,寒河江市の東に位置する。市域の西部は山形盆地に属し,…
天間林 てんまばやし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 青森県東部,八甲田山(1585m)の東麓を占める七戸町北部の旧村域。1889年天魔館(てんまだて)村,野崎村,中岫(なかぐき)村,花松村,附田(つく…
天竜峡 てんりゅうきょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 長野県南部,天竜川が伊那山地を横断する地点に形成された峡谷。比高 100mにも達する花崗岩の絶壁と清流に森林美が加わる。特に JR飯田線天竜峡駅か…
もう‐てん【蒙恬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、秦代の将軍。始皇帝に仕えた。オルドスで匈奴を平定し、万里の長城建築にも関わり、北辺防備につくした。始皇帝の死後、李斯、趙高らの謀略に…
もぎ‐てん【模擬店】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 園遊会や学園祭など催し物の会場に、屋台店のようにこしらえて、飲食を供する所。[初出の実例]「西手の山裾には模擬店(モギテン)あり、門…
りょう‐てん(レウ‥)【遼天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はるかな空。高い空。[初出の実例]「満庭三尺無二人掃一、遼天鼻孔還落草」(出典:狂雲集(15C後)雪香)[その他の文献]〔張正元‐冬日…
れい‐てん【礼奠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神仏などの前に幣(ぬさ)や供物を供えること。また、そのもの。[初出の実例]「本天皇、十日之命を仏天に請ふ。厥の内に、名僧を七大寺に屈…
ろく‐てん【六天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。六欲天のこと。また、六欲天の最高第六位に位する第六天をいう。〔往生要集(984‐985)〕
ろん‐てん【論点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 議論の中心となる問題点。議論の要点。[初出の実例]「今将さに其の肝要なる論点の結局に説き入らんとするの時にて」(出典:経国美談(188…
東天紅 とうてんこう
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治30.1(大阪・弁天座)
天京 てんきょう
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ 南京 (ナンキン)
天地会 てんちかい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 清朝を打倒し,明朝を復興することを目的とした秘密結社。三合会・小刀会ともいう反清復明 (はんしんふくみん) ・滅満興漢 (めつまんこうかん) をス…
アメリカテン あめりかてん American marten [学] Martes americana
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 哺乳(ほにゅう)綱食肉目イタチ科の動物。カナダ中部からアメリカ合衆国北西部の森林や湿地に分布する。体長35~40センチメートル、尾長17~22センチ…
インポテンス いんぽてんす impotence 英語 Impotenz ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インポテンツともいい、陰萎(いんい)とか性的不能症とも訳されている。最近では性交不能のみをインポテンスとよび、射精障害や性欲の欠乏のような性…
回転運動 かいてんうんどう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 質点または質点の集まり、もしくはその特別なものとしての剛体が、固定点ないしは回転軸から距離および相互の位置を変えずに行う運動のこと。回転運…
回転 かいてん rotation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平面上では,1点のまわりに,図形 (一般には点集合) を同じ角だけ回す変換をいう。3次元空間では,軸のまわりに,それと直交する平面上を回転するこ…
回転 かいてん slalom
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルペンスキーの種目の一つ。特に敏捷性,技巧性が要求される。 1922年,アーノルド・ランによって考案され,1936年のガルミッシュパルテンキルヘン…
いっち‐てん【一致点】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 食い違いなく合致している所。または事柄。[初出の実例]「モラルの人気は、左翼文学とブルジョア文学との割合抽象的な一致点が夫だ、とい…
【曠典】こうてん
- 普及版 字通
- 稀な大典。字通「曠」の項目を見る。
【轂転】こくてん
- 普及版 字通
- こしきのように廻る。〔淮南子、原道訓〕雷のごとく聲(な)り雨のごとくりて、竝びに無窮に應じ、鬼のごとく出で電のごとく入り、~轂のごとく轉じ(め…
【憲典】けんてん
- 普及版 字通
- 憲法。字通「憲」の項目を見る。
【故典】こてん
- 普及版 字通
- 古典。字通「故」の項目を見る。
【壺天】こてん
- 普及版 字通
- 壺中の別天地。字通「壺」の項目を見る。
【祠典】してん
- 普及版 字通
- 祭典。字通「祠」の項目を見る。
【肆店】してん
- 普及版 字通
- 店舗。字通「肆」の項目を見る。
【行纏】こうてん
- 普及版 字通
- すねあて。字通「行」の項目を見る。