出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
長野県南部にある天竜川中流の峡谷。国指定名勝。天竜川が伊那盆地(いなぼんち)南部で伊那山地を侵食してつくった峡谷で、高さ60~80メートルの花崗(かこう)岩の断崖(だんがい)絶壁、龍角峰・烏帽(うぼう)石などと名づけられた奇岩、激流、絶壁にかかる青松の景観がある。天竜奥三河国定公園の一部。1847年(弘化4)に当地を来訪した岡山の漢学者阪谷朗盧(さかたにろうろ)が天竜峡と名づけた。弁天港から時又(ときまた)港まで約35分の天竜舟下りと、下流の天竜峡温泉港から唐笠(からかさ)港まで約50分の天竜ライン下りの二つの遊覧ルートがある。近隣の昼神温泉と一帯化した誘客宣伝により、人気の回復がみられる。峡谷に架かる姑射橋(こやきょう)は何回か付け替えられたが、橋上から見下ろす激流も名所の一つになっている。JR飯田(いいだ)線天竜峡駅下車。
[小林寛義]
『市川健夫著『天竜川』(1973・信濃路)』
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