デジタル大辞泉
「東天紅」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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とうてん‐こう【東天紅・東天光クヮウ】
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 東の天に光がさして、夜が明けようとするのを告げる意の漢字をあてて ) 暁に鳴くニワトリの声を表わす。
- [初出の実例]「くる春や東天光のとりのとし〈円恵〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)
- [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( 東天紅 ) ニワトリの一品種。高知県で作り出された特産種で、オナガドリに似ているが尾はあまり長くない。鳴き声が長く抑揚があり、日本三長鳴鶏(ちょうめいけい)の一つとされる。天然記念物。
- [初出の実例]「同郡左川村より産出するものあり。サガハタウといふ。又トウテンカウと呼ぶものあり」(出典:風俗画報‐三号(1889)動植門)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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東天紅
正式社名「株式会社東天紅」。英文社名「Totenko Co., Ltd.」。小売業。昭和32年(1957)「上野観光温泉株式会社」設立。同36年(1961)現在の社名に変更。本社は東京都台東区池之端。外食チェーン。中華レストラン「東天紅」が主力。ほかに日本料理店「海燕亭」などを展開。披露宴事業も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード8181。
出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報
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東天紅
とうてんこう
Totenko Co., Ltd.
料理飲食業。小泉グループ。1957年前身の上野観光温泉を設立。1961年商号を東天紅に変更し,同 1961年 1号店の上野店を東京都台東区に開店。1978年株式額面変更のため,休業状態にあった同名の東天紅(1948設立)に吸収合併される。1984年東京証券取引所第1部に上場。事業内容は中華料理店・結婚式場の経営,オリジナル商品の販売など。
東天紅
とうてんこう
高知県産の長鳴鶏 (ながなきどり) で,唐丸,声良とともに日本三長鳴鶏の一つ。このなかでは最も高い声で鳴き,一息で7~8秒から 10秒,まれに 20秒ほど鳴くものもある。 1936年天然記念物に指定された。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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東天紅【とうてんこう】
日本在来の愛玩用鶏の一品種。声を長くのばして鳴く長鳴鳥の代表的なもの。15〜20秒鳴き続ける。高知県で作出され,天然記念物。
→関連項目ニワトリ(鶏)
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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とうてんこう【東天紅】
沖縄の泡盛。酒名は、鶏の一品種で長鳴き鶏の「東天紅」にちなみ命名。原料はタイ米、黒麹。アルコール度数25%。蔵元の「神谷酒造所」は昭和24年(1949)創業。所在地は島尻郡八重瀬町字世名城。
とうてんこう【東天紅】
三重の日本酒。蔵元は「滝本酒造場」。平成12年(2000)廃業。蔵は伊賀市上野車坂町にあった。
出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報
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東天紅 (トウテンコウ)
学名:Gallus gallus var.domesticus
動物。キジ科の鳥,ニワトリの一品種
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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東天紅
とうてんこう
歌舞伎・浄瑠璃の外題。- 初演
- 明治30.1(大阪・弁天座)
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
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東天紅
株式会社東天紅(とうてんこう)が展開する中華料理店のチェーン。創業は1961年。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の東天紅の言及
【ニワトリ(鶏)】より
…主要品種を飼養目的によって分類すると次のようである。
[観賞用種]
雄鶏の時を告げる声を観賞する長鳴鶏としては,東天紅(とうてんこう)(イラスト),声良(こえよし),唐丸(とうまる)など,ひと声を20秒以上も引きのばす品種が作出されている。美しい姿態を楽しむ品種としては小国(しようこく),地鶏(じどり),尾曳(おひき),蓑曳(みのひき),黒柏(くろかしわ),鶉尾(うずらお),比内鶏(ひないどり)(イラスト),地頭鶏(じとつこ),烏骨鶏(うこつけい),[チャボ](矮鶏)(イラスト)があるが,蓑羽と尾羽が換羽せずに伸びつづけ,8m以上に達する尾長鶏(イラスト)は世界的に有名である。…
※「東天紅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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