おお‐げば〔おほ‐〕【大下馬】
- デジタル大辞泉
- 1 城や社寺の正門の前に、下馬のしるしに置いた大きな石または木。2 江戸城大手門外の下馬所。
おお‐ごうし〔おほガウシ〕【大格子】
- デジタル大辞泉
- 1 太い角材で組んだ格子。また、間を大きくあけて組んだ格子。⇔小格子。2 江戸吉原で、最も格式の高い遊女屋。大籬おおまがき。総籬そうまがき。⇔…
おお‐こうもり〔おほかうもり〕【大蝙=蝠】
- デジタル大辞泉
- 翼手目オオコウモリ科の哺乳類の総称。体長約30センチのものが多い。日本にはエラブオオコウモリ・オガサワラオオコウモリなどがいる。目が大きく、…
おお‐ごし〔おほ‐〕【大腰】
- デジタル大辞泉
- 1 柔道・相撲の技の一。相手のからだ全体を、自分の腰の上にのせるようにしてひねって投げる。2 女房装束で、裳もの上端、後ろ腰に当てる部分。
おお‐さび〔おほ‐〕【大×皺】
- デジタル大辞泉
- 烏帽子えぼしの表面につけた、しわの大きいもの。
おお‐じだい〔おほ‐〕【大時代】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]1 「大時代物」の略。2 古めかしく大げさで時代遅れなこと。また、そのさま。「大時代なせりふ」
おお‐せっき〔おほ‐〕【大節季】
- デジタル大辞泉
- 《「おおぜっき」とも》年末。大みそか。《季 冬》「大坂の―、よろづ宝の市ぞかし」〈浮・胸算用・一〉
おお‐だい〔おほだひ〕【大×鯛】
- デジタル大辞泉
- マダイの別名。
おお‐つうじ〔おほ‐〕【大通事/大通詞】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、長崎に置かれた通訳官兼商務官である唐通事・オランダ通詞の長。
おお‐てんじょう〔おほテンジヤウ〕【大天井】
- デジタル大辞泉
- 取引相場で、ある期間にいくつかできる高値の中で最も高い値段。「株価は大天井を付ける」→大底おおぞこ
おお‐どう〔おほ‐〕【大胴】
- デジタル大辞泉
- 大鼓おおつづみのこと。
おお‐とかげ〔おほ‐〕【大蜥=蜴】
- デジタル大辞泉
- 有鱗ゆうりん目オオトカゲ科の爬虫はちゅう類の総称。多くは体長1メートルを超え、2メートル以上に達するものもある。小動物・鳥などを捕食。東南ア…
おお‐なめ〔おほ‐〕【大×嘗】
- デジタル大辞泉
- 「大嘗祭おおなめまつり」の略。→だいじょうさい(大嘗祭)
おお‐にえ〔おほにへ〕【大×嘗】
- デジタル大辞泉
- 「大嘗おおにえの祭」の略。→大嘗祭だいじょうさい
おお‐パンダ〔おほ‐〕【大パンダ】
- デジタル大辞泉
- ジャイアントパンダ。→パンダ1
おお‐ふりそで〔おほ‐〕【大振袖】
- デジタル大辞泉
- 着たときに袂たもとが裾と同じくらいの長さになるように仕立てた着物。若い女性が着る晴れ着。
おお‐ぶろしき〔おほ‐〕【大風呂敷】
- デジタル大辞泉
- 1 大きなふろしき。2 現実性に乏しい大げさな話や計画。「彼一流の大風呂敷だよ」[類語]誇張・誇称・大言壮語・豪語・壮語・広言
おお‐べし〔おほ‐〕【大×癋】
- デジタル大辞泉
- 能の囃子事はやしごとの一。笛を主に、大鼓おおつづみ・小鼓・太鼓で演奏する。大癋見おおべしみの面をつける天狗てんぐ・魔王などの登場時に用い、…
おお‐ぼね〔おほ‐〕【大骨】
- デジタル大辞泉
- 1 大きな骨。太い骨。2 非常に苦労すること。「とんだ大骨だった」「大骨を折る」
おお‐まけ〔おほ‐〕【大負け】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 勝負事などで、ひどく負けること。大敗たいはい。2 大幅に値引きすること。「大負けに負けておきました」
おおみ〔おほみ〕【大▽忌】
- デジタル大辞泉
- 《「おおいみ」の音変化》1 「荒忌み」に同じ。2 神事に奉仕する官人で、占いによって小忌おみに選ばれない人々。3 荒忌みの際に着る服。
おおみ‐あかし〔おほみ‐〕【大▽御▽灯】
- デジタル大辞泉
- 神前・仏前に供える灯明。
おおみ‐うた〔おほみ‐〕【大▽御歌】
- デジタル大辞泉
- 天皇が詠んだ歌。御製。
おおみ‐み〔おほみ‐〕【大▽御身】
- デジタル大辞泉
- 天皇のからだ。玉体ぎょくたい。「―に太刀取り佩はかし」〈万・一九九〉
おお‐やね〔おほ‐〕【大屋根】
- デジタル大辞泉
- 建物の中心部を覆う大きな屋根。庇ひさしや付属的な屋根に対していう。⇔小屋根こやね。
おお‐やまねこ〔おほ‐〕【大山猫】
- デジタル大辞泉
- ネコ科の哺乳類。体長1メートルに達する。尾は短いが四肢は長く、長距離の歩行に耐え、毛深く寒さに強い。耳の先端に黒い長毛がある。ヨーロッパ・ア…
おお‐ろうか〔おほラウカ〕【大廊下】
- デジタル大辞泉
- 江戸城本丸内の大名の詰め所の一。上の部屋には御三家・御三卿、下の部屋には前田・島津などの大名が詰めた。
こう‐だい【×鴻大/洪大】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]きわめて大きいこと。また、そのさま。「商館の―なるに驚き」〈福沢・学問のすゝめ〉
たい‐えつ【大悦】
- デジタル大辞泉
- 大きな喜び。大喜び。「大悦至極に存じます」[類語]喜び・満悦・愉悦・喜悦・祝い・祝賀・賀・喜色・歓喜・歓心・狂喜・驚喜・随喜・恐悦・法悦・愉…
だい‐カトー【大カトー】
- デジタル大辞泉
- ⇒カトー
だい‐がらん【大×伽藍】
- デジタル大辞泉
- 寺の大きな建物。
だい‐カロリー【大カロリー】
- デジタル大辞泉
- ⇒カロリー2
たい‐ぎ【大疑】
- デジタル大辞泉
- 大きな疑問。大いに疑うこと。
だい‐き【大機】
- デジタル大辞泉
- 仏語。大乗の教えを受け、それを実践する資質。また、その資質を有する者。⇔小機。
だい‐きゅうし〔‐キウシ〕【大休止】
- デジタル大辞泉
- 比較的長く休憩すること。また、その休憩。もと軍隊の用語で、行軍などに際して用いられた。
たい‐くん【大勲】
- デジタル大辞泉
- 大きな手柄。偉大な勲功。
たい‐こ【大×賈】
- デジタル大辞泉
- 大商人。富裕な商人。豪商。「思い寄らぬ貴賓と―との来遊に会い」〈露伴・風流魔〉
たい‐ご【大語】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)「大言たいげん」に同じ。
たい‐こう〔‐カウ〕【大行】
- デジタル大辞泉
- 1 すぐれたおこない。また、大事業。2 「大行天皇」の略。
だい‐ごう〔‐ガウ〕【大豪】
- デジタル大辞泉
- 1 大富豪。2 大豪傑。「五畿内、中国に聞えた―の士」〈菊池寛・形〉
だい‐こうどう【大講堂】
- デジタル大辞泉
- 1 (‐カウダウ) 学校・会社などの講堂のうち、大きいもの。2 (‐コウダウ) 寺院にある大きな講堂。(‐コウダウ) 比叡山延暦寺の堂舎の一。東塔…
だい‐こうり〔‐カウリ〕【大行×李】
- デジタル大辞泉
- 旧日本陸軍で、食糧・衣料などを運んだ部隊。
だい‐こくみん【大国民】
- デジタル大辞泉
- 1 大国の国民。2 りっぱな国民。
だい‐さん【大参】
- デジタル大辞泉
- 禅宗で、住職が法堂はっとうに上って修行僧に仏法を説くこと。上堂。→小参
だいしょう‐まえ〔ダイセウまへ〕【大小前】
- デジタル大辞泉
- 能舞台で、大鼓方と小鼓方の定位置の中間の前あたりの場所。本舞台の正面後方になる。
だい‐しょうり【大勝利】
- デジタル大辞泉
- 大きく差をつけて勝つこと。圧倒的な勝利。大勝。
だい‐じんぐう【大神宮/太神宮】
- デジタル大辞泉
- 天照大神を祭る伊勢の皇大神宮(内宮)。また、天照大神。伊勢の皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の総称。
だい‐そうず〔‐ソウヅ〕【大僧都】
- デジタル大辞泉
- 僧綱の一で、僧都の最上位。文武天皇2年(698)道昭が初めて任じられた。
だい‐びゃく【大百】
- デジタル大辞泉
- 1 歌舞伎の鬘かつらの一種で、大百日おおびゃくにちのこと。2 《1が大盗賊や妖術者などの役に用いられたところから》大悪党。「そんな大それた真似…
だい‐ふけい【大不敬】
- デジタル大辞泉
- 1 皇室に対する不敬。2 律の八虐の一。格式の高い神社や天皇に対する犯罪。特にきびしい罰が下された。