無機化学 (むきかがく) inorganic chemistry
- 改訂新版 世界大百科事典
- すべての単体および無機化合物を取り扱う化学。有機化学に対する語。古く学問としての化学が成立していく過程の17世紀ないし18世紀の時代は無機化学…
azoïque2
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [男],[形]アゾ化合物(の).
透析【とうせき】
- 百科事典マイペディア
- セロハン膜,コロジオン膜,ぼうこう膜などの半透膜を通して溶液中のタンパク質,酵素などの高分子化合物(コロイド粒子)と,電解質,糖分などの低…
電荷移動錯体 (でんかいどうさくたい) charge-transfer complex
- 改訂新版 世界大百科事典
- 電荷移動によってできる分子化合物の総称で,とくに固体や液体状態の化合物を呼ぶ場合が多い。水素結合による氷や水,ヒドロキノンとベンゾキノンか…
イミン imine
- 改訂新版 世界大百科事典
- 基C=NHをもつ化合物の総称。アンモニアとケトンまたはアルデヒドとの縮合反応によって生ずるが,不安定で,すみやかに加水分解されてアンモニアとカ…
溶離 ヨウリ elution, liquation
- 化学辞典 第2版
- 溶出ともいう.【Ⅰ】いくつかの化合物が含まれる溶液中から,それぞれの化合物を分離するため,クロマトグラフィーを用いる.これは化合物によってカ…
ni・trar, [ni.trár]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [他] 〖化〗 硝化する,窒素(化合物)と化合させる.
同族列 (どうぞくれつ) homologous series
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有機化合物において,同じ官能基をもつ化合物あるいは同種の化合物の中には,アルキル炭素鎖の長さの異なるものが数多く存在する。たとえば,アルカ…
炭素質コンドライト (たんそしつコンドライト) carbonaceous chondrite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭素化合物,水,その他の揮発性の化合物や元素を多く含むコンドライト隕石の一種。含水ケイ酸塩,鉄を多く含むカンラン石などの黒い細かい粒子(約1…
じゅうごう‐たい〔ヂユウガフ‐〕【重合体】
- デジタル大辞泉
- 重合によって生じた化合物。ポリマー。
フェノキシ フェノキシ phenoxy
- 化学辞典 第2版
- 有機化合物中の基C6H5O-の名称.
无机物 wújīwù
- 中日辞典 第3版
- <化学>無機物.無機化合物.
アドレノクロム adrenochrome
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アドレナリンをカテコール酸化酵素で酸化するか,または酸化銀で酸化するとできる化合物。化学式 C9H9O3N 。赤紫色結晶。融点 125℃ (分解) 。水,エ…
置換【ちかん】
- 百科事典マイペディア
- 化合物のある位置を占めている原子や原子団を,他の原子や原子団で置き換える反応。芳香族化合物の核の水素原子を置換する場合(芳香族置換または核…
非ベンゼン系芳香族化合物 ひべんぜんけいほうこうぞくかごうぶつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →芳香族化合物
ピクラート ピクラート picrate
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】ピクリン酸の塩類の総称.各種の金属塩のほかに有機塩基との塩が存在する.金属塩類は一般に爆発性が高い.ピクリン酸と各種のアミンは1:1の塩…
ピロ ピロ pyro
- 化学辞典 第2版
- “火”,“熱”を意味するギリシア語由来の接頭語.ある化合物の加熱により脱水あるいは脱炭酸して生成する化合物の名称に,接頭語として使われているが…
張力説 ちょうりょくせつ strain theory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1885年に A.バイヤーにより提唱された理論で,バイヤーの張力説とも呼ばれる。環式有機化合物の炭素原子の結合角 (正四面体とすると 109°28′) がその…
複素環式化合物 ふくそかんしきかごうぶつ heterocyclic compound
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 分子を構成する原子が化学結合により環状に連なっている環式有機化合物は、炭素原子のみで環が構成されている炭素環式化合物と、環を構成する原子と…
水酸基【すいさんき】
- 百科事典マイペディア
- −OHで表される原子団をいう。有機化合物中ではヒドロキシル基とよぶのが正式。水酸基をもつ化合物には水,金属の水酸化物,酸素酸,アルコール,フェ…
アミノ‐き【アミノ基】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( アミノは[英語] amino ) 第一アミンやアミノ酸に含まれる基。記号 -NH2 これをもつ化合物(アミノ化合物)は一般に水に溶けにくく、特…
ベンゼン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] benzene ) 石炭乾留あるいは石油の改質で得られる無色の液体。化学式は C6H6 芳香族化合物の基本となる化合物。ベンゾール。〔…
オキソ オキソ oxo
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】カルボニル化合物を,水素化合物の酸素置換体として命名する場合の接頭語.例:3-オキソブタン酸CH3COCH2COOH.【Ⅱ】金属原子に対する陰イオン…
ラクトン
- 栄養・生化学辞典
- 環内に-C(=O)-O-を含む複素環式化合物で,同じ分子内で-COOHと-OHがエステルを形成している形の化合物.五員環のものをγ-ラクトン,六員環のものを…
ギルマンテスト ギルマンテスト Gilman test
- 化学辞典 第2版
- グリニャール試薬,有機リチウム化合物,あるいは有機亜鉛化合物などの有機金属化合物の定性試薬法.ギルマンの呈色試験ともよばれる.この試験は,…
アミノ樹脂 アミノジュシ amino resin
- 化学辞典 第2版
- アミンあるいはアミド化合物とアルデヒドの反応によって生成する熱硬化性樹脂の総称.尿素樹脂,アニリン-ホルムアルデヒド樹脂,メラミン樹脂,グア…
化合态 huàhétài
- 中日辞典 第3版
- [名]<化学>化合態.元素が化合物の形である状態.
ウィルキンソン(Geoffrey Wilkinson)
- デジタル大辞泉
- [1921~1996]英国の化学者。金属有機化合物のサンドイッチ構造を解明し、メタロセンと総称される類似の化合物を合成。ウィルキンソン触媒を開発し…
ゆうき‐すいぎん〔イウキ‐〕【有機水銀】
- デジタル大辞泉
- ⇒有機水銀化合物
こうぶんし‐ぶっしつ〔カウブンシ‐〕【高分子物質】
- デジタル大辞泉
- ⇒高分子化合物
オゾン分解 おぞんぶんかい ozonolysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルケンにヘキサンなどの不活性溶媒中、室温あるいは低温でオゾンを作用させると、複雑な過程を経てオゾニドとよぶ化合物が生成する。オゾニドは安…
メチル水銀【メチルすいぎん】
- 百科事典マイペディア
- メチル基−CH3を含む水銀化合物の総称。気化しやすい液体のジメチル水銀Hg(CH3)2のほか,Hg(CH3)X(XはハロゲンやOHなど)の形の化合物がある。Hg…
高分子化学 こうぶんしかがく polymer chemistry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 分子量が1万程度以上の高分子化合物を研究する学問。本格的な高分子化学はセルロースの構造解析,高分子量化合物の確認に端を発しており,後者につい…
サリン sarin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 構造中にフッ素をもつ有機リン化合物の一種で,農薬研究開発の過程から 1938年,ナチスが猛毒の神経ガスとして開発した。サリンはリン酸のメチル化合…
環化重合 カンカジュウゴウ cyclopolymerization
- 化学辞典 第2版
- 主鎖に環状構造を形成しながら進行する付加重合.分子内分子間重合,あるいは成環重合ともよぶ.代表的例としては,非共役ジビニル化合物の重合があ…
キレート キレート chelate
- 化学辞典 第2版
- キレート化合物ともいう.多座配位子が中心原子に配位した化合物.本来,エチレンジアミンのように金属原子をはさみ込むような形で配位する二座配位…
生成熱 セイセイネツ heat of formation
- 化学辞典 第2版
- 1 mol の化合物がそれを構成する元素から生成されるときのエンタルピー増加をいう.一般に,これら元素は,常温,常圧での安定な状態を標準状態とし…
複素環式化合物 ふくそかんしきかごうぶつ heterocyclic compound
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 異節環式化合物,異項環式化合物ともいう。環式構造をもつ有機化合物のうち,その環を構成する原子が炭素だけでなく,炭素以外の原子を含むもの。た…
キレート‐はいいし〔‐ハイヰシ〕【キレート配位子】
- デジタル大辞泉
- キレート化合物を構成する配位子。キレート剤。
フェナシル フェナシル phenacyl
- 化学辞典 第2版
- 有機化合物中の基C6H5COCH2-の名称.
ha・lo・ge・nu・ro, [a.lo.xe.nú.ro]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] 〖化〗 ハロゲン化合物.
オルガノシラン おるがのしらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →有機ケイ素化合物
アミド(amide)
- デジタル大辞泉
- 1 アミノ基-NH2とアシル基RCO-とが結合したRCONH-で表される基。2 アンモニアNH3の水素原子1個をアシル基RCO-で置換した化合物。酸アミド。3 アン…
光学異性体
- 栄養・生化学辞典
- 不斉炭素原子をもつ化合物で,一つの不斉炭素原子について,互いに重ね合わせることのできない二つの化合物同士.一方が他方の鏡像の関係にある場…
カルボニル
- 百科事典マイペディア
- 有機化合物の原子団の一種。構造は>C=O。アルデヒドおよびケトンはカルボニル(基)をもつ。カルボニル(基)をもつ化合物はヒドロキシルアミン,…
水酸基 すいさんき hydroxyl group
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヒドロキシル基ともいう。1価の基で,-OH で表わされる。無機化合物では水,金属水酸化物,ヒドロキシ塩などに含まれる。有機化合物ではアルコール…
こう‐ぶんかい(クヮウ‥)【光分解】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 光化学反応の一つ。光によって起こる分解反応。アセトアルデヒド、アセトン、アルコールなどの有機化合物、および金属の酸化物、ハロゲン…
いせつかんしき‐かごうぶつ〔イセツクワンシキクワガフブツ〕【異節環式化合物】
- デジタル大辞泉
- ⇒複素環式化合物
ヘテロかんしき‐かごうぶつ〔‐クワンシキクワガフブツ〕【ヘテロ環式化合物】
- デジタル大辞泉
- ⇒複素環式化合物
ラセミ混合物
- 栄養・生化学辞典
- →ラセミ化合物