ち‐べり【乳縁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乳(ち)④をつけるへり。[初出の実例]「蚊帳(かちゃう)は、たうか・ろりん〈略〉四天・ちへりは錦織」(出典:評判記・色道大鏡(1678)三)
ちゃのみ‐なかま【茶飲仲間】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちゃのみともだち(茶飲友達)[初出の実例]「茶飲仲間と言ふ今の婆様(ばあさん)は」(出典:南小泉村(1907‐09)〈真山青果〉三)
しゅう‐し(シウ‥)【収支】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金銭の収入と支出。[初出の実例]「亡僧の唱衣なんどに、聖僧持者と把帳てちゃうと収支を帳につけてをくぞ」(出典:百丈清規抄(1462)三)
くろちゃ‐ぞめ【黒茶染】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 黒茶色に染めること。また、その染めた物。くろちゃ。[初出の実例]「天然と霞の衣や黒茶染(ソメ)〈政公〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)…
けい‐はんざい【軽犯罪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軽犯罪法に規定された軽度の犯罪。[初出の実例]「未亡人が若い男と踊っちゃ軽犯罪にでもなるの」(出典:薔薇一族(1949)〈小山祐士〉)
ほとけ【仏】 の 御器((ごき))
- 精選版 日本国語大辞典
- =ほとけ(仏)の椀[初出の実例]「われわれが手に入ちゃアかなはんかなはん仏(ホトケ)の御器(ゴキ)だ」(出典:黄表紙・世上廻親子銭独楽(1793か))
鹿ヶ谷かぼちゃ[果菜類] ししがたにかぼちゃ
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 近畿地方、京都府の地域ブランド。主に京都市・綾部市などで生産されている。ひょうたん形をしている。奥州の津軽より持ち帰られたかぼちゃの種子が…
かざり‐ぎり【飾り切り】
- デジタル大辞泉
- 料理の飾りや、季節感を出すものとして、主に野菜類を花などの形に切ること。また、そのもの。大根・人参のねじり梅、茄子なすの茶筅ちゃせん切り、…
かま【釜】
- 食器・調理器具がわかる辞典
- ➀煮炊きに使う調理器具。特に、炊飯用の羽釜(はがま)。➁茶釜。⇒茶釜➂ゆず、柿、かぼちゃなどの球形の果物や野菜の中身をくり抜き料理を盛る器とする…
ハルシャ‐がわ〔‐がは〕【ハルシャ革】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代にペルシアからオランダ人によってもたらされた染め革。色は黒・黄・紅・緑・赭あかなど。巾着きんちゃくなどに作られた。ペルシア革。五色…
せんざい‐もの【前栽物・前菜物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 青物。野菜。前栽。[初出の実例]「前栽物(センゼヘモノ)を買ふに、そんな真似しちゃアゐねえ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四)
くすり【薬】 に する程((ほど))
- 精選版 日本国語大辞典
- 非常に少ないことのたとえ。[初出の実例]「『見ろ瘡といっちゃア薬にするほどもねへ男だ』と肌をぬいでみせる」(出典:洒落本・寸南破良意(1775)職…
ちゃ‐ふくさ【茶袱紗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちゃのゆふくさ(茶湯袱紗)[初出の実例]「半へらの紙はさみの中に、茶ふくさなどあり」(出典:洒落本・客衆肝照子(1786)きいたふう)
ron・rón, [r̃on.r̃ón]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] 〘ラ米〙(1) (中米) 〖遊〗 (おもちゃの)うなり板.(2) (カリブ) 〘話〙 うわさ話,ゴシップ.(3) 〖昆〗 フンコロガシの一種.
みゃく‐みゃく【脈脈】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]長く続いて絶えないさま。また、力強く活動を続けているさま。「民族の伝統が脈脈と息づいている」[類語]引き続き・…
はき‐だし【掃出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ごみなどを掃き出すこと。[初出の実例]「『るいさんの部屋へ』『まだはき出しもしゃんせぬものを』」(出典:洒落本・南江駅話(1770))②…
しゃっ‐と
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙① =しゃんと[初出の実例]「しゃっとしたこそ人はよけれ」(出典:歌謡・閑吟集(1518))② 勢いよく、また、すばやく事が行なわれるさまを…
おめ‐あし【&JISF0AD;・&JISF679;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ひざから下がはれる、足の病。こい。こいあし。こいずね。〔十巻本和名抄(934頃)〕② 身動きがとれないこと。窮地に陥ること。[初出の…
こんもり
- デジタル大辞泉
- [副](スル)1 木が薄暗くなるほど生い茂っているさま。「こんもり(と)した森」2 丸く盛り上がっているさま。「こんもり(と)した小山」[類語]…
もうせん‐ごけ【毛氈苔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 モウセンゴケ科の多年草。各地の山野の湿地に生える食虫植物。高さ二〇センチメートルぐらいになる。全体に赤みを帯びる。葉は柄をもちロ…
滴里嘟噜 dīlidūlū
- 中日辞典 第3版
- [形](~的)1 大小さまざまなものがひと連なりになってごちゃごちゃしているさま.他腰带上~地挂w…
さん‐ざん【散散】
- デジタル大辞泉
- [形動][文][ナリ]1 物事の程度が著しいさま。「若いころ散散に世話になった人」2 物事の結果や状態がひどく悪くて、目も当てられないさま。…
ひょい
- デジタル大辞泉
- [副]1 身のこなしが軽いさま。また、軽い調子で物事をするさま。「小川をひょいと飛び越える」「大きな石をひょいと持ち上げる」「思い立ってひょ…
hud・dle /hʌ́dl/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [動]1 (自)〈人・動物などが〉身を寄せ合う,群れ集う(together,up),(…の回りに)群がる≪around≫;(他)〈人などを〉一所に集める,(…に)雑然…
アンデルセン(Hans Christian Andersen)
- デジタル大辞泉
- [1805~1875]デンマークの童話作家・小説家・詩人。創作童話で世界的に有名。小説「即興詩人」「絵のない絵本」、童話「親指姫」「マッチ売りの少…
ロボニャン
- デジタル大辞泉プラス
- レベルファイブによるゲームソフト、またそこから派生したテレビアニメや玩具のシリーズ『妖怪ウォッチ』に登場する妖怪。ゴーケツ族、サイズ72セン…
ブシニャン
- デジタル大辞泉プラス
- レベルファイブによるゲームソフト、またそこから派生したテレビアニメや玩具のシリーズ『妖怪ウォッチ』に登場する妖怪。イサマシ族、サイズ76セン…
サーチャージ さーちゃーじ surcharge
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 通常のものの価格やサービス料金とは別建てで、原燃料価格の上昇などを理由に追加価格・料金を上乗せする制度。燃料費負担の大きな航空運賃などで導…
アマチャヅル あまちゃづる / 甘茶蔓 [学] Gynostemma pentaphyllum (Thunb.) Makino
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ウリ科(APG分類:ウリ科)の多年生つる草。山野のやぶ地に生え、地下茎は横に伸び、地上茎はつる状で、葉と対生する巻きひげで他物にからみつく。葉…
トレンチャー とれんちゃー trencher
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 幅の狭い、比較的深い溝を掘削する機械の総称で、農業や建設業で用いる。構造から次のように分類され、それぞれに自走式とトラクター搭載式のものが…
ミクスチャー みくすちゃー mixture
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヘビー・メタルやスラッシュ・メタル(より激しくスピーディーなヘビー・メタル)のギター・サウンドをファンク(1970年代から盛んになったダンサブ…
プリチャード ぷりちゃーど Katharine Susannah Prichard (1883―1969)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オーストラリアの女性作家。本名ユーゴ・スロッセル夫人Mrs. Hugo Throssell。フィジー島生まれ。オーストラリア移住前の1886年新聞記者の父T・H・プ…
はとむぎ茶 はとむぎちゃ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ハトムギを原料にしたもので、煎(せん)じて茶のように飲む。ハトムギはイネ科(APG分類:イネ科)の一年草で、熱帯アジアが原産。日本には享保(きょ…
着袴の儀 ちゃっこのぎ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 平安時代から皇室に伝わる儀式。子(新宮)が数え年で5歳になると行われるもので、天皇から贈られた袴(はかま)を初めて着ける。つづいて、東宮大夫が…
チャップリン ちゃっぷりん Sir Charles Spencer Chaplin (1889―1977)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリス国籍の映画監督、俳優。4月16日、寄席(よせ)芸人歌手の両親のもとにロンドンに生まれる。母は4歳年上の義兄シドニーを抱いての三度目の結婚…
チャヤーノフ ちゃやーのふ Александр Васильевич Чаянов/Aleksandr Vasil'evich Chayanov (1888―1939?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロシアの農業経済学者。ペトロフスク農科大学を卒業後、同大学の農業経済学科の主任教授となる。1917年のロシア革命当時、臨時政府の農務次官や農業…
天下茶屋(大阪市) てんがちゃや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大阪市西成区(にしなりく)の東部の地。地名は、近世初期、住吉街道沿いにあった茶人武野紹鴎(たけのじょうおう)の旧宅の茶屋に、豊臣(とよとみ)秀吉…
天下茶屋(敵討天下茶屋聚) てんがちゃや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →敵討天下茶屋聚
コルチャック こるちゃっく Janusz Korczak (1878―1942)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ポーランドの医師、作家、教育者。本名ヘンリック・ゴールドシュミットHenryk Goldszmit。帝政ロシアが支配していたワルシャワで裕福なユダヤ人の家…
せん‐ちゃく【先着・先著】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 先に到着すること。また、その人。[初出の実例]「陸続として会議院に先着す」(出典:地方官会議日誌‐一・明治八年(1875)六月二〇日)② …
パチャカマク ぱちゃかまく Pachacamac
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペルーのリマ市の南方、ルリン谷の河口にある都市遺跡。15世紀から16世紀初めまで栄えたインカ帝国時代、パチャカマクの神殿(今日「太陽の神殿」と…
ひろ‐ちゃく【広着・弘着】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 言いひろめること。ひろげて見せびらかすこと。[初出の実例]「なんでもかいた物をひろちゃくしてよいかげんにこぢつけると」(出典:黄表…
はんす
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 助動詞 〙 ( 「しゃんす」から出た「さんす」の変化した語。活用は「さんす」に同じ。四段・ナ変の動詞の未然形に付く ) 尊敬の意を表わす。お…な…
きん‐ごう(‥ガフ)【巾合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 煎茶(せんちゃ)に用いる茶巾を入れておく器。陶磁製または玉石製で、長方形の香合(こうごう)と同型、印籠蓋(いんろうぶた)がついている。
こごめ【小米】 の 花((はな))
- 精選版 日本国語大辞典
- =こごめばな(小米花)[初出の実例]「楊花はここらに白ちゃう花のことぢゃげなぞ。いやしい者は小米(コゴメ)の花と云ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一七)
こども‐やど【子供宿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =こどもや(子供屋)①[初出の実例]「子共宿(コどもヤド)から闇に挑灯(ちゃうちん)かさぬと」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)一)
げいなし‐ざる【芸無猿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 無芸の人を、あざけっていう語。[初出の実例]「川どめに芸なしざるは喰っちゃあね」(出典:雑俳・錦江評万句合‐明和三(1766)九月二二日)
ちゃや‐ぼうず(‥バウズ)【茶屋坊主】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちゃぼうず(茶坊主)①[初出の実例]「神の代よりもすぎのずんぎり ちはやふる三輪山もとの茶屋坊主」(出典:宗長手記(1522‐27)上)
うっちゃ・ける
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 「うちあける(打明)」の変化した語。[初出の実例]「うっちゃけて仏の前でうそつかず」(出典:雑俳・寄相撲(1702))
はいふうすえつむはな〔ハイフウすゑつむはな〕【誹風末摘花】
- デジタル大辞泉
- 川柳集。4編4冊。似実軒酔茶にじつけんよいちゃほか編。安永5~享和元年(1776~1801)刊。川柳評の万句合まんくあわせなどから好色的な句を集めたも…