こんもり(読み)コンモリ

デジタル大辞泉 「こんもり」の意味・読み・例文・類語

こんもり

[副](スル)
木が薄暗くなるほど生い茂っているさま。「こんもり(と)した森」
丸く盛り上がっているさま。「こんもり(と)した小山
[類語]草深い鬱蒼うっそう蒼蒼そうそう鬱然うつぜん茂る生い茂るはびこる繁茂自生密生叢生群生木深いふさふさもじゃもじゃ茫茫ぼうぼうぼさぼさばさばさぎゅうぎゅうぎしぎしぎちぎちきちきちぎっしりびっしりごしゃごしゃごちゃごちゃうじゃうじゃうようよわらわら群がるひしめく鈴なり密集集中凝集蝟集いしゅう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こんもり」の意味・読み・例文・類語

こんもり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 木などが生い茂っているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「うえ木の茂してこんもりとしたぞ」(出典:玉塵抄(1563)三三)
  3. 土などが、丸みを帯びて盛り上がっているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「白梅のらんまんとさいたは雪のふりつんでこんもりとうづたかい如なぞ」(出典:玉塵抄(1563)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む