そ‐だい【措大】
- デジタル大辞泉
- 1 優秀な書生。秀才。2 貧乏な書生。また、書生をあざけっていう語。窮措大。「ああ―われ、痩せて髪長き」〈鉄幹・泣菫と話す〉
だい‐だんな【大×檀那】
- デジタル大辞泉
- 「おおだんな1」に同じ。「あらありがたの―」〈伎・勧進帳〉
だいちょう‐じ〔ダイチヤウ‐〕【大長寺】
- デジタル大辞泉
- 大阪市都島区にある浄土宗の寺。本尊は阿弥陀仏。浄瑠璃「心中天の網島」で知られる小春と紙屋治兵衛の墓がある。
だい‐と【大斗】
- デジタル大辞泉
- 斗栱ときょうの最下部にある大きな方形の斗ます。柱のすぐ上または台輪だいわの上にある。
だい‐どうじ【大童子】
- デジタル大辞泉
- 1 寺院で召し使う童子のうち、上童子の下、中童子の上にある者。「御供に―の大きやかに年ねびたる四十人」〈栄花・初花〉2 年のたけた童子。年かさ…
だい‐とし【大都市】
- デジタル大辞泉
- 人口が多く、商工業・経済・文化・政治などの中心となる都市。
たい‐な【大×儺】
- デジタル大辞泉
- 追儺ついなで、悪鬼を追い払う役。→追儺
だいねんぶつ‐しゅう【大念仏宗】
- デジタル大辞泉
- 融通念仏宗ゆうずうねんぶつしゅうの別称。
だい‐はんにゃ【大般若】
- デジタル大辞泉
- 「大般若経」の略。狂言。和泉いずみ流。信者の家で、神楽をあげにきた神子みこと祈祷きとうをしにきた僧が鉢合わせをし、僧の経は神楽の調子に引き…
だい‐ピット【大ピット】
- デジタル大辞泉
- ⇒ピット
たい‐へい【大弊】
- デジタル大辞泉
- はなはだしい弊害。
だい‐べん【大弁/大×辯】
- デジタル大辞泉
- すぐれた弁舌。能弁。
たい‐ろく【大×禄】
- デジタル大辞泉
- 多くの禄高。高禄。⇔小禄。
おおい‐ぐさ〔おほゐ‐〕【大×藺草】
- デジタル大辞泉
- フトイの古名。「上野かみつけの伊奈良の沼の―よそに見しよは今こそまされ」〈万・三四一七〉
おお‐いちばん〔おほ‐〕【大一番】
- デジタル大辞泉
- 1 相撲などで、優勝を左右するような大事な取組・試合。2 同類の中でいちばん大形であること。「―の丸髷まるまげ姿を見ると」〈荷風・雪解〉
おお‐おば〔おほ‐〕【大祖=母】
- デジタル大辞泉
- 祖父母の母。曽祖母そうそぼ。ひいばあさん。〈和名抄〉⇔大祖父おおおおじ。
おおかがみ〔おほかがみ〕【大鏡】
- デジタル大辞泉
- 平安後期の歴史物語。3巻本・6巻本・8巻本がある。著者未詳。白河院院政期の前後に成立か。大宅世継おおやけよつぎ・夏山繁樹という二老人の昔語りに…
かく‐だい〔クワク‐〕【郭大/×廓大】
- デジタル大辞泉
- [名・形動](スル)1 広くて大きいこと。また、そのさま。「アリアン種族の頭蓋―にして、前額の秀出せるは」〈雪嶺・真善美日本人〉2 「拡大」に同…
おおたわら〔おほたはら〕【大田原】
- デジタル大辞泉
- 栃木県北東部の市。もと大田原氏の城下町、奥州街道の宿場町として発展。県北の商業中心地。ハトウガラシの栽培も盛ん。平成17年(2005)10月に湯津…
おお‐でまり〔おほ‐〕【大手×鞠】
- デジタル大辞泉
- ヤブデマリの変種。落葉低木。葉は広卵形。初夏、白色の花が多数集まって球状に咲く。中性花のため、実はできない。庭園に植えられる。てまりばな。…
おお‐とびで〔おほ‐〕【大飛出】
- デジタル大辞泉
- 能面の一。金泥で彩色され、大きな丸い目、大きく開けた口、耳をもつ。「嵐山」「国栖くず」などの神体を表す後ジテに用いる。
おお‐なかぐろ〔おほ‐〕【大中黒】
- デジタル大辞泉
- 1 鷲わしの矢羽根で、中央部の黒い斑ふが大きいもの。2 紋所の名。輪の中央の横線が太いもの。一つ引両ひきりょう。
おお‐なき〔おほ‐〕【大泣き】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)大きな声をあげて泣くこと。激しく泣くこと。「恩師の死に大泣きする」
おお‐ばか〔おほ‐〕【大馬鹿】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]ひどく愚かなこと。また、そのさまや、そういう人。「思慮のない大馬鹿な所業」
おお‐はじ〔おほはぢ〕【大恥】
- デジタル大辞泉
- ひどく面目を失うこと。赤恥。「人前で大恥をかかされる」
おお‐みだし〔おほ‐〕【大見出し】
- デジタル大辞泉
- 1 新聞・雑誌などで、目立つように大きな活字を用いた見出し。⇔小見出し。2 文章全体を総括した見出し。[類語]見出し・小見出し・ヘディング・親見…
おお‐もじ〔おほ‐〕【大文字】
- デジタル大辞泉
- 1 欧文の文字で、文の初め、または固有名詞の最初などに用いるもの。アルファベットのA・B・Cの類。キャピタルレター。⇔小文字こもじ。2 基準のも…
おお‐もとゆい〔おほもとゆひ〕【大元結】
- デジタル大辞泉
- ⇒入れ元結もとゆい
おお‐らく〔おほ‐〕【大楽】
- デジタル大辞泉
- 本拠地だけでなく地方での公演も含め、その演目の公演の最終日。大千秋楽。
おおがね‐もち〔おほがね‐〕【大金持(ち)】
- デジタル大辞泉
- 財産家。富豪。
おお‐きさい〔おほ‐〕【大▽后】
- デジタル大辞泉
- 「おおきさき」の音変化。「―の、尚侍ないしのかみを参らせ奉り給ひて」〈源・若菜上〉
おお‐ぐけ〔おほ‐〕【大×絎】
- デジタル大辞泉
- くけ針の大きなもの。縫い目を粗くくけるのに用いる。
おお‐ごま〔おほ‐〕【大駒】
- デジタル大辞泉
- 将棋で、飛車と角行のこと。→小駒
おお‐じかけ〔おほ‐〕【大仕掛(け)】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]仕掛けや仕組みが大きいこと。また、そのさま。大がかり。大規模。「大仕掛けな実験設備」[類語]大きい・大きな・大いなる・でかい・で…
おお‐しけ〔おほ‐〕【大▽時化】
- デジタル大辞泉
- 暴風雨で海がひどく荒れること。また、そのために不漁になること。
おお‐しまだ〔おほ‐〕【大島田】
- デジタル大辞泉
- 島田髷まげを大きく結い上げたもの。
おお‐じょいん〔おほジヨヰン〕【大書院】
- デジタル大辞泉
- 《「おおしょいん」とも》付書院(書院床)をつけた表座敷。武家では客間とした。
てん‐だい【×椽大】
- デジタル大辞泉
- たるきほどの大きさ。
たゆう‐ご〔タイフ‐〕【▽大▽夫子】
- デジタル大辞泉
- 将来、立女形たておやまとなるべき素質のある歌舞伎の年少俳優。たゆうこ。「容貌かたちも人にすぐれて―にもなるべきものと思ひしに」〈浮・胸算用・…
だい‐えい【大英】
- デジタル大辞泉
- 《Great Britainの訳語》イングランド・ウェールズ・スコットランドからなるグレートブリテン島、また、その王国。現在は、北アイルランドを含めた英…
だい‐こつばん【大骨盤】
- デジタル大辞泉
- 骨盤のうち、分界線よりも上の広がった部分。左右の腸骨翼によって形成され、腹部内臓の一部を収めている。仮骨盤。→小骨盤
がい‐だい【外大】
- デジタル大辞泉
- 《「外国語大学」の略》外国語に関する研究・教育を主に行う単科大学。外語大。
がくげい‐だい【学芸大】
- デジタル大辞泉
- ⇒学芸大学
くま‐だい【熊大】
- デジタル大辞泉
- 「熊本大学」の略称。
さい‐だい【埼大】
- デジタル大辞泉
- 「埼玉大学」の略称。
おお‐あさり【大浅×蜊】
- デジタル大辞泉
- 1 ウチムラサキの別名。2 ホンビノスガイの別名。
おお‐うみうま〔おほ‐〕【大海馬】
- デジタル大辞泉
- ヨウジウオ科の海水魚。大形のタツノオトシゴで、全長約20~30センチ。本州中部以南から西太平洋、インド洋に分布。
だい‐しきゅう〔‐シキフ〕【大至急】
- デジタル大辞泉
- たいへん急を要すること。大急ぎ。「大至急仕上げてください」
とり‐だい【鳥大】
- デジタル大辞泉
- 鳥取大学の俗称。
だいそうげん〔ダイサウゲン〕【大草原】
- デジタル大辞泉
- 《原題The Prairie》クーパーの歴史小説。1827年発表。全5部からなる連作小説「革脚絆かわきゃはん物語」の第3部。