今泉三良 (いまいずみ-さぶろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1906-1959 昭和時代の哲学者。明治39年2月12日生まれ。今泉忠義の弟。昭和23年中央大教授となり,文学部の創設,哲学科の新設につくした。専門は中世…
アウグスティヌス(カンタベリの)
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ?〜613ごろイギリスのカンタベリ寺院創立者で,初代カンタベリ大司教597年グレゴリウス1世によってブリタニアに派遣され,現地の風習を尊重しつつ…
prióre
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 修道院長;(小教区の)主任司祭 stare come un ~|⸨謔⸩楽をする. 2 〘史〙執政官, プリオーレ. ▼中世(1282‐1458)フィレンツェで2か月…
ヤンセニズム Jansenism
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 17世紀オランダの神学者ヤンセン(1585〜1638)によって唱えられ,フランスのポール−ロワイヤル僧院に支持されて広がったキリスト教教義アウグスティ…
ヤンセン Cornelis Jansen 生没年:1585-1638
- 改訂新版 世界大百科事典
- スペイン領フランドル(現在のベルギー)のカトリック神学者。ラテン名ヤンセニウスCornelius Jansenius,フランス名ジャンセニウスJansénius。現オ…
アルノー Antoine Arnauld 生没年:1612-94
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの神学者,哲学者。ポール・ロアイヤル運動と深い関係をもつアルノー一家の一人,〈大アルノー〉と呼ばれる。ジャンセニスムの指導者として…
アウグスティーナ‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【アウグスティーナ教会】
- デジタル大辞泉
- 《Augstinerkirche》オーストリアの首都ウィーンの旧市街、王宮内にある、14世紀前半に創設されたアウグスティヌス会の教会。マリア=テレジアとロー…
ドミニコ修道会(ドミニコしゅうどうかい) Dominican Order
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 別名は説教兄弟会。スペイン人ドミニコが,1215年フランスのトゥールーズ近郊プルイユに創設した托鉢(たくはつ)修道会。アウグスティヌスの会則を用…
征矢野 晃雄 ソヤノ テルオ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の哲学者,神学者 生年明治22(1889)年1月22日 没年昭和4(1929)年4月26日 出生地長野県塩尻 学歴〔年〕東京帝大文科大学哲学科〔大正4…
オニサンティ‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【オニサンティ教会】
- デジタル大辞泉
- 《Chiesa di Ognissanti》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにあるフランチェスコ修道会の教会。13世紀の創建。17世紀から18世紀にかけ…
アウグスティヌス(神学者) あうぐすてぃぬす Aurelius Augustinus (354―430)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代末期最大のラテン教父、神学者、哲学者、聖人。11月13日ヌミディア(北アフリカ)の小村タガステ(現、アルジェリアのスーク・アラス)に生まれ…
アウグスティヌス(カンタベリー大司教) あうぐすてぃぬす Augustinus (?―604)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 初代カンタベリー大司教、聖人。597年ローマ教皇グレゴリウス1世の命でイングランドへの布教に赴き、一行はケント王国のサニット島に上陸。エセルバ…
ルター
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Martin Luther マルチン━ ) ドイツの宗教改革者。アウグスティヌス会の修道士から、ウィッテンベルク大学教授となり、一五一七年、免罪符発行を批…
ジャンセニスム じゃんせにすむ Jansénisme フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 信仰上人間の自由意志よりも神の恩恵を重視するアウグスティヌスの思想を実践しようとして、17、18世紀にフランスを中心に展開された宗教運動。名称…
アウグスティヌス(カンタベリーの) Augustinus 生没年:?-604
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈イギリスの使徒〉と呼ばれる,初代カンタベリー大司教。教皇グレゴリウス1世によってアングロ・サクソン人の改宗のためにイギリスに派遣され,ケン…
告白 こくはく
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ①カトリック教会の秘跡の1つ(confession)②アウグスティヌスの著作③ルソーの自伝信者が洗礼後犯した罪を司教に述べて許しと恩恵を願うこと。青年期…
ペラギウス主義(ペラギウスしゅぎ) Pelagianism
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ブリタニア(イングランド)の修道士ペラギウス(360?~420?)の唱えた異端説。400年頃ローマで,人間の自由意志を強調して原罪と幼児洗礼を否定する説…
『神の国』(かみのくに) De Civitate Dei
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アウグスティヌスの主著。全22巻(413~427年)。410年アラリックの率いる西ゴート族が「永遠の都」ローマを占領,荒掠した事件に関して,異教徒たちが…
松村 克己 マツムラ カツミ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の牧師 関西学院大学名誉教授;日本基督教団京都西田町教会名誉牧師。 生年明治41(1908)年4月1日 没年平成3(1991)年2月18日 出生地大阪府 学…
ウルダネータ うるだねーた Andrés de Urdaneta (1498/1508―1568)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スペインの航海者、アウグスティヌス会士。バスク地方のビリャフランカ生まれとされているが、生年は不明確。1525~26年にカーノJuan Sebastián del …
原罪(げんざい) original sin
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- キリスト教の根本教理の一つで,人間の始祖アダムが犯した罪が,子孫である人間全体に及ぶとする教説。この教理はイエスの教えにはほとんど見出され…
オロシウス Paulus Orosius
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローマ帝国末期のヒスパニア(スペイン)出身の司祭。生没年不詳。414年,すでに《プリスキリアヌス派およびオリゲネス派の過誤に関する教訓書》を著…
カンタベリー‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【カンタベリー大聖堂】
- デジタル大辞泉
- 《Canterbury》ロンドンの南東約80キロメートルの町、カンタベリーにある大聖堂。6世紀、修道士アウグスティヌスの創建。現在の建物は11世紀から16世…
サントトマス‐デ‐ビリャヌエバ‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【サントトマスデビリャヌエバ教会】
- デジタル大辞泉
- 《Church of Santo Tomas de Villanueva》フィリピン中央部、ビサヤ諸島最西端のパナイ島にあるローマカトリックの教会。イロイロの西約40キロメート…
ペッカム John Peckham 生没年:1220か25ころ-92
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスのフランシスコ会神学者。パリ(おそらくR. ベーコンに師事)およびオックスフォードで学び,後年カンタベリー大司教となる。保守的アウグス…
ヘルモルト Helmold 生没年:1120ころ-77以後
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世ドイツの年代記作者。ハルツ出身のアウグスティヌス会派の司教座聖堂参事会員。1159年以後キール近郊のボーザウBosauで司祭として働き,《スラブ…
王の鏡 (おうのかがみ) Konungsskuggsjá
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世ノルウェーの道徳書。作者不明,1240-63年ごろの成立。神が天を支配するように王は地上を治め裁くというアウグスティヌスの王の理想を示す。賢明…
ジャンセニズム Jansenism
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- オランダ人,イプル司教ヤンセニウス(Cornelius Jansenius,1585~1638)が提唱した主張。その著『アウグスティヌス』(1640年)において,古代のペラギ…
予定論 よていろん praedestinatio
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神の救いは、人間の側の行為や努力にかかわりなく、すでに定められているというキリスト教の教説。予定説ともいう。『旧約聖書』においてイスラエル…
Augustiner
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- ❶ [男] (―s/―) ([女]―in) 〘カトリック〙アウグスティノ会修道士(托鉢(たくはつ)修道会の修道士;1256年創設).❷ [形]アウグス…
神学 しんがく theology
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 宗教上の信仰内容を合理的に解釈し,説明しようとする学問キリスト教では,ギリシア・ローマの異教や,異端と対決する中から生まれ,アウグスティヌ…
プロティノス
- 百科事典マイペディア
- ローマ時代のギリシア哲学者。新プラトン主義の実質的開祖。師はアンモニオス・サッカス,高弟にポルフュリオスがいる。ギリシア哲学と,おそらく師…
バイウス Michael Baius 生没年:1513-89
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランドルの神学者。バユスBajusともいう。本名ミシェル・ド・ベーMichel de Bay。ルーバン大学に学び,母校の神学教授になり,原罪と義化に関する…
跣足修道会 せんそくしゅうどうかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ローマ・カトリック教会の修道会のうち、使徒の生活に倣い(「マタイ伝福音(ふくいん)書」10章)、また清貧の実践や修行のために靴を履かない修道会…
アントニウス(パドバの) Antonius 生没年:1195-1231
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリアのパドバ近郊に没した聖人,教会博士。最初の名はフェルナンド。リスボンの名家に生まれ,15歳でアウグスティヌス会派聖堂参事会に入るが,1…
ヒラリウス(ポアティエの) Hilarius 生没年:315ころ-367
- 改訂新版 世界大百科事典
- 西方教会の教父。ガリアのポアティエに生まれ,はじめ哲学を志したが,キリスト教に回心して,この地の司教となった(350ころ)。アリウス派論争に加…
書斎の聖アウグスティヌス
- デジタル大辞泉プラス
- イタリア、ルネサンスの画家サンドロ・ボッティチェリの絵画(1480-81)。原題《Sant'Agostino nello studio》。フィレンツェのオニサンティ教会の内…
モニカ Monica
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]332. ヌミディア,タガステ[没]387. オスティア聖女,アウグスチヌスの母。厳格なキリスト者の家庭に育ち,ローマの官吏である異教徒パトリキウ…
カンタベリ Canterbury
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イギリス南東部,ケント州にある宗教都市。イギリス国教会の大本山所在地都市の起源はローマ帝国時代にあるが,アングロ−サクソン族の王国時代の6世…
アウグスティヌス Aurelius Augustinus 生没年:354-430
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 生涯 思想 図像西方教会の教父として最も重要な人物で,かつヨーロッパのキリスト教を代表する一人である。生涯北アフリカのヌミディ…
サンタ・モニカ Santa Monica
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカ合衆国カリフォルニア州南西部の住宅・海浜行楽都市。人口8万7000(1994)。ロサンゼルスの西郊,サンタ・モニカ湾に臨む。保養都市として18…
歴史哲学【れきしてつがく】
- 百科事典マイペディア
- 英語philosophy of history,ドイツ語Geschichtsphilosophieなどの訳。世界史の全体を包括的に展望しようとする思索,さらには自然の認識とは異なる…
アンブロシウス Ambrosius 生没年:339ころ-397
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 図像西方教会の教父としてアウグスティヌスに先立つ重要な人。ローマ貴族アウレリウス家の出身で,父の任地トリールに生まれ,ローマで法律…
アウグスティヌス Aurelius Augustinus
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 354~430古代キリスト教最大の教父,神学者。北アフリカのヌミディアの生まれ。父は異教徒の市参事会議員(クリアレス),母は篤信なキリスト教徒モニ…
マルブランシュ まるぶらんしゅ Nicolas de Malebranche (1638―1715)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの哲学者。パリに生まれ、ソルボンヌ大学で神学を学ぶ。1660年アウグスティヌス主義にたつオラトワール会に入る。1664年司祭。同年、偶然デ…
アウグスティヌス(Aurelius Augustinus)
- デジタル大辞泉
- [354~430]初期キリスト教の西方教会最大の教父で、正統的信仰教義の完成者。青年期にマニ教を信奉し、次いで新プラトン学派哲学に傾倒、32歳でキ…
アウグスティヌス
- 百科事典マイペディア
- 西方キリスト教会最大の教父。聖人,北アフリカ,ヒッポの司教(396年)。ローマ官吏で異教徒の父,キリスト教徒の母モニカの間に,タガステで生まれ…
インターラーケン Interlaken
- 改訂新版 世界大百科事典
- スイス中部,ベルン州のトゥーン湖,ブリエンツ湖にはさまれた観光の町。人口4900(1980)。地名それ自体が〈湖の間〉を意味する。12世紀にアウグス…
預定【よてい】
- 百科事典マイペディア
- 英語predestinationなどの訳で,〈予定〉とも書く。人間の救済は神によってあらかじめ定められているとするキリスト教の思想。恩寵と自由意志という…
ボナベントゥラ
- 百科事典マイペディア
- イタリアのスコラ学者,神秘思想家。俗名ジョバンニ・ディ・フィダンツァGiovanni di Fidanza。〈熾天使的博士Doctor seraphicus〉と尊称される。124…