クタ Cuthah
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シュメール・アッカドとバビロニアの聖都。現在のテルイブラヒム (バビロンの北東 50km) 。ユダヤ教徒には,アブラハムの故郷であるカルデアのウルと…
バビロニア Babylōnia; Babylonia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代メソポタミアにおいて,広義ではシュメール,アッカド地方を含むメソポタミアの大部分の地域を,狭義では都市バビロンとその周辺地域をそれぞれ…
しゅめーるあっかどていこく【シュメール・アッカド帝国】
- 改訂新版 世界大百科事典
人面獣身像 (じんめんじゅうしんぞう) human-headed animal
- 改訂新版 世界大百科事典
- 人間の頭部(人面)と動物の体軀・四肢との合成像。古来多くの文化に例を見るが,ここでは古代メソポタミアのものに限って記述する。メソポタミアで…
フルリ人(フルリじん) Hurri
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 北メソポタミアに居住した民族。フルリ語の系譜は未詳。ウラルトゥとの関連が指摘されている。前24世紀頃のアッカド時代から知られるが,ウル第3王朝…
西セム音節文字 にしセムおんせつもじ West Semitic syllabaries
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- セム語族のうち,アッカド語以外の諸言語に用いられたさまざまの文字。フェニキア文字,ヘブライ文字,アラム文字,アラビア文字など。前2千年紀中期…
グデア Gudea
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代シュメール都市ラガシュの支配者(前2143ころ-前2124ころ)。グティ人のバビロニア支配時代の後半,すでにある程度独立を回復していた義父ウルバ…
カド かど
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 魚類のニシン、またはサンマの地方名。北海道や東北地方の太平洋沿岸各地、秋田県、茨城県涸沼(ひぬま)や利根川(とねがわ)河口付近では、ニシンとそ…
イスタンブール考古学博物館 イスタンブールこうこがくはくぶつかん İstanbul Arkeoloji Müzeleri
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- トルコ,イスタンブールにある博物館。1846年創設され,1875年に公開された。陸軍元帥アフマド・パサによって収集が開始され,かつてのオスマン帝国…
メソポタミア Mesopotamia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ティグリス,ユーフラテス両河が流れる地域のギリシア名。ここで世界最古の文明の一つが興った。北部はアッシリア,南部はバビロニアと呼ばれ,バビ…
アモリ人 あもりじん Amorites
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代の西セム人に属し、アムル人ともいう。アッカド語ではアムッルAmurru、シュメール語ではマルトゥMartu。アムッルは西方を意味する。アモリ人は地…
ウンマ Umma
- 改訂新版 世界大百科事典
- メソポタミア最南部のシュメール都市。現在名ジャウハJawkha。イラク南東部にあり,本格的な発掘は実施されていない。前3千年紀中葉まで小邑にとどま…
イシュタル Ishtar
- 改訂新版 世界大百科事典
- バビロニアの代表的な女神。シュメールではイナンナInanna(〈天の女主人〉の意)と呼ばれ,カナンのアスタルテ,ギリシアのアフロディテ,ローマの…
アマルナ文書【アマルナもんじょ】
- 百科事典マイペディア
- 楔形(くさびがた)文字で書かれた,アメンヘテプ3世,同4世統治時代(アマルナ時代)の粘土板文書。1887年,エジプトのテル・エル・アマルナTel el-…
アンシャン Anshan
- 改訂新版 世界大百科事典
- エラムの地名。エラムは現在のイラン南西部に成立した古代国家の名称で,アンシャンの名が初めて現れるのは,アンシャンの征服に言及したアッカド王…
カド
- とっさの日本語便利帳
- スタートラインに対していったん大きく後ろに引いてからスピードに乗ってスタートへ向かう艇のうち、一番内側に位置する艇のこと。
ハンムラビ Hammurabi
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 生没年不詳古バビロニア王国(バビロン第1王朝)第6代の王(在位前1724〜前1682 (ごろ) )その治世の間に全メソポタミアに大統一国家を建設した。…
タルシシ Tarshish
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 旧約聖書に出てくるヤワンの子およびその居住地名。アッカド語で「精錬所」を意味する語に由来するといわれる。ソロモンが「タルシシの船団」で,金…
ネルガル Nergal
- 改訂新版 世界大百科事典
- バビロニアの神で黄泉(よみ)の国の主。その名は古アッカド時代から文書に見える。シュメール神エンリルから生まれた黄泉の国の神々の中で最年長で…
プリム祭 (プリムさい) Purim
- 改訂新版 世界大百科事典
- ユダヤ教の祭日。ユダヤ暦のアダル月(太陽暦の2月から3月)14日と15日に祝う。この日,ユダヤ教徒はシナゴーグに集まり,旧約聖書の《エステル記》…
Ba・bel, [ba.ƀél;ƀa.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] 〖聖〗 バベル:古代バビロニアの都市.Torre de Babel|〖聖〗 バベルの塔(◆古代バビロニアのこの地で天に達するばかりの塔を建てようとし…
セム語族(セムごぞく) Semites
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 西南アジアの歴史を主導した民族。人種的には一様でないが,言語的に一つの語族を形成。元来はアラビアかシリア砂漠で遊牧生活を送っていたが,波状…
アダド あだど Adad
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- メソポタミア神話の天候神。暴風、雷、雨のほか洪水や戦いの神でもあった。本来は東地中海岸地方に住んでいた西セム人の神で、カナンでハダドとよば…
エンリル Enlil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 元来シュメールの大気・嵐の神。その聖都ニップールがシュメール都市同盟の祭儀の中心となるに及んで,シュメールとアッカドの神々の王とみなされる…
Ba・bi・lo・nia, [ba.ƀi.ló.nja;ƀa.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] 〖史〗 (アジア南西部の)バビロニア(王国);(バビロニア王国の首都)バビロン.los jardines colgantes de Babilonia|バビロンの空中庭…
アヌ Anu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アッシリアおよびバビロニアのパンテオンの最高神。天空の世界アンシャルと地上の世界キシャルから生れた。「アヌの空」と呼ばれる最高のところに住…
シュメール Sumer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア人がバビロニアと呼んだ地の南部,メソポタミアの南東端,現イラク南部の沖積平原をさす地名。シュメールとは,楔形文字でキ・エン・ギ …
サロス周期 (サロスしゅうき) saros cycle
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日食や月食の起こる周期で18年と11日,すなわち6585日に当たる周期をいう。古くバビロニア時代から知られ,サロスとはアッカド語に由来するギリシア…
イラク史 イラクし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 7000年頃,チグリス・ユーフラテス川の流域,メソポタミアの丘陵地帯に世界最古の文明が発祥し,前 3000年代にはシュメール人,アッカド人が灌漑…
níckel-cádmium bàttery
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- ニッケルカドミウム電池,ニッカド電池.
キシュ Kish
- 改訂新版 世界大百科事典
- シュメールの古代都市。遺跡はイラク中部,バビロンの東約15kmにあり,ユーフラテスの旧河床をはさんで西にウハイミールUhaymīr,東にインガッラIngh…
バビロニア Babylonia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 元来「シュメールとアッカド」と呼ばれていたメソポタミア地域の名称。バビロン第1王朝のハンムラビが再統一を果たしたことから,その市にちなんでバ…
ギルガメシュ叙事詩【ギルガメシュじょじし】
- 百科事典マイペディア
- 古代オリエントで広く流布した英雄叙事詩。実在の王とみられるギルガメシュGilgameshはシュメールの断片的神話物語に早くから登場しているが,これを…
ニヌルタ Ninurta
- 改訂新版 世界大百科事典
- バビロニアの神。ニンウルタともいう。元来はシュメールの神でその名は〈大地の主〉の意。エンリルの子で,自分自身の町をもたず,ニップールにその…
ニッケルカドミウム‐でんち【ニッケルカドミウム電池】
- デジタル大辞泉
- 正極に水酸化ニッケル、負極にカドミウム、電解液に水酸化カリウムを用いたアルカリ蓄電池。繰り返し充電・放電ができるのが特徴。ニッケルカドミウ…
アムル人(アムルじん) Amurru[アッカド],Amorites[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 早くシリア・パレスチナ地方に移り住んだセム系遊牧民で西方人を意味する。前3千年紀末頃からメソポタミアに侵入し,やがてバビロン第1王朝を建てた…
ハンムラビ法典 ハンムラビほうてん Code of Hammurabi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前18世紀頃,バビロン第1王朝の王ハンムラビによって制定された法典。「目には目を,歯には歯を」の同害報復法 lex talionisで名高い。高さ 2.25mの…
楔形文字【くさびがたもじ】
- 百科事典マイペディア
- 〈せっけいもじ〉とも読む。シュメール,アッシリア,ヒッタイト,古代ペルシアなどの古代オリエントで広く使用された文字。多く粘土板に角のある棒…
アフロアジアごぞく【アフロアジア語族】
- 世界の主要言語がわかる事典
- 北アフリカから西アジアにかけて分布する語族。1950年にアメリカの言語学者グリーンバーグが、従来のセムハム語族の諸言語にチャド語派を加え、新た…
ローリンソン Henry Creswicke Rawlinson 生没年:1810-95
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスのアッシリア学者。17歳で士官候補生として東インド会社に入りインドに赴任。6年後少佐となってイランに転任した。軍務のかたわら古代ペルシ…
シュメール美術 シュメールびじゅつ Sumerian art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 3000年頃から前 2000年頃まで,主として南メソポタミアを支配したシュメール人の美術。初期王朝時代,アッカド時代 (→サルゴン ) ,ウル第3王朝時…
ハンムラビ法典 ハンムラビほうてん Code of Hammurabi
- 旺文社世界史事典 三訂版
- バビロニア王ハンムラビが編纂 (へんさん) した法典1902年フランスの調査隊によりスサで発掘された。高さ2.25m,直径61㎝の黒色閃緑 (せんりよく) …
メソポタミア‐ぶんめい【メソポタミア文明】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 チグリス、ユーフラテス両河地帯で発達した古代文明。紀元前五〇〇〇年以降土器、日乾れんがが用いられ、紀元前四〇〇〇年頃からシュメー…
ニネベ Nineveh
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アッシリア最古の古代都市。チグリス川東岸に位置する。現イラクのクユンジク。前7千年紀以前にすでに新石器時代人の小集落があり,前3千年紀のアッ…
アベデネゴ Abednego
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 旧約聖書の『ダニエル書』に登場する人物。 Abednegoはアッカド語 Abdi-nabu,すなわちバビロンの知恵の神「ネボ」が転訛したもので,「ネボのしもべ…
ナボニドス Nabû-na'id[アッカド],Nabonidus[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- (在位前556~前539)新バビロニア王国最後の王。先王ラバシ・マルドゥク暗殺後の混乱を受けて即位。首都バビロンを息子に委ね,北西アラビアのテイマ…
アッ
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔不満,憎悪,苦痛,侮蔑,恐怖などで〕ugh [ʌɡ, uːx, ʌx]❷〔驚き,喜び,賞賛,あるいは恐怖で〕oh; ooh; ah❸〔突然の痛み〕ouch; ow❹〔驚いてハ…
カドモス
- 百科事典マイペディア
- ギリシア伝説のテュロス王アゲノルの子,テーバイ(テーベ)の建設者。デルフォイの神託によって白牛に導かれてボイオティアに着き,泉を守る怪竜を…
カドモス Kadmos
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア伝説で,テーバイの建設者。フェニキアのテュロス王アゲノルAgēnōrの子。姉妹のエウロペがゼウスに誘拐されたとき,彼は父王から,彼女を見…
ギルガメシュ叙事詩 ギルガメシュじょじし The Epic of Gilgamesh
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- バビロニア=アッシリア文学のなかで最も重要な作品の1つ。古代メソポタミアの有名な英雄ギルガメシュの物語の集大成。アッカド語で記された文献は,…