こ‐がま【小窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 登窯(のぼりがま)のこと。窖窯(あながま)を大窯というのに対し、登窯は連房式で、各窯室の一つ一つが窖窯より小さいところからいう。〔茶…
えいらく‐がま【永楽窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、明朝の永楽年間(一四〇三‐二四)、江西省の景徳鎮で焼いた磁器。
カントン‐よう(‥エウ)【広東窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、広東省にある多数の窯の総称。唐代から焼いたものもあるが、明以降盛んとなり、主に輸出品、雑器を産した。
にんせいよう【仁清窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
とくかよう【徳化窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
みのがま【美濃窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
窯変 ようへん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 製陶用語。窯(かま)の中における特異な焼成変化のこと。とくに釉薬(ゆうやく)の変色をいう。焼炎には酸化炎、中性炎、還元炎とがあるが、それらの炎…
【窯戸】ようこ
- 普及版 字通
- 炭坑主。字通「窯」の項目を見る。
【窯竈】ようそう
- 普及版 字通
- 瓦竈。字通「窯」の項目を見る。
窯 常用漢字 15画 (異体字)窰 15画
- 普及版 字通
- [字音] ヨウ(エウ)[字訓] かまど・かま・すえもの[説文解字] [その他] [字形] 形声声符は羊(よう)。〔説文〕七下に「瓦を燒く窯竈(えうさう)なり」…
さん‐さん【三三】
- デジタル大辞泉
- 1 吉数とされる三を重ねた、めでたい数。2 五目並べで、三目並んだ石が同時に2か所以上にできること。禁手とされる。3 囲碁で、碁盤の縦・横の縁…
いしばい‐がま〔いしばひ‐〕【石灰窯】
- デジタル大辞泉
- 石灰石せっかいせき・貝殻などを焼いて生石灰を製するかま。
ふざん‐よう〔‐エウ〕【▽釜山窯】
- デジタル大辞泉
- 寛永16年(1639)対馬つしまの領主宗氏が釜山の和館に築いた陶窯。御本茶碗ごほんぢゃわんを製造した。享保2年(1717)廃窯。和館窯。
てい‐よう〔‐エウ〕【定窯】
- デジタル大辞泉
- 中国河北省曲陽県にあった陶窯。晩唐に始まり、北宋代に白定と称される象牙質の白磁を焼成して隆盛した。
鈞窯 (きんよう) Jūn yáo
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,金代・明代に鈞州と呼ばれた河南省禹県を中心に,宋・元時代以降華北各地で焼造された,青みのある失透性白釉のかかった陶器の総称。銅の発色…
よう‐へん〔エウ‐〕【窯変】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)陶磁器を焼く際、炎の性質や釉うわぐすりの含有物質などが原因で予期しない釉色ゆうしょく・釉相を呈すること。また、その陶磁器。変化…
竪窯【たてがま】
- 百科事典マイペディア
- 耐火煉瓦で内張りした直立円筒形(高さ9〜10m,内径約2.3mのものが多い)の昇炎式の窯。原料を石炭,コークス等の燃料とともに装入して焼成する。熱…
郎窯 ろうよう Lang-yao
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,清代の康煕年間 (1662~1722) に景徳鎮窯で作られた紅色釉の磁器。ランヨウともいう。一般には明代の宣徳窯で作られた深紅宝石釉の器 (祭紅宝…
すえ‐がま(すゑ‥)【陶窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陶器を焼いてつくるためのかま。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
窯炉 ヨウロ furnace, kiln
- 化学辞典 第2版
- 耐火物,耐熱材料,断熱材で周囲,内部を構成した窯業用の炉.ガス,油,石炭,あるいは電熱加熱により内部を加熱して,セラミックス,金属などの焼…
かま‐だし【窯出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 焼き終わった陶磁器などを窯から出すこと。
かん‐よう(クヮンエウ)【官窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国の宮廷の御用窯。宋代のものが、最もすぐれた作品を焼出して有名。狭義には南宋時代のものをいう場合も多い。
きょう‐がま(キャウ‥)【京窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 登窯(のぼりがま)の一種。近畿地方に広く行なわれた小窯風の旧式の窯。また、その窯で焼かれた陶器。[初出の実例]「戸棚から、茶入を二つ…
うわえ‐がま(うはヱ‥)【上絵窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 上絵付けに使用する小型の窯。絵窯。上絵付け窯。錦窯(きんがま)。
てい‐よう(‥エウ)【定窯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、河北省曲陽県澗磁村とその周辺に築かれた白磁系の窯(かま)。唐末におこり、北宋に白磁の名窯として天下に名をはせた。[初出の実例]…
うぃーんよう【ウィーン窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
からつよう【唐津窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
かくがま【角窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
わがま【輪窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
まるがま【丸窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
やつしろがま【八代窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
窯跡 かまあと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →窯址
陶窯 とうよう
- 日中辞典 第3版
- 陶瓷窑táocíyáo.
【窯子】ようし
- 普及版 字通
- 妓院。字通「窯」の項目を見る。
【御窯】ぎよよう
- 普及版 字通
- 官窯。字通「御」の項目を見る。
窯神社かまがみしや
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:瀬戸市瀬戸村窯神社[現]瀬戸市窯神町窯神山にあり、磁祖加藤民吉(文政七年没)が自分の信仰する天神・秋葉・金毘羅三神の遥拝所として、…
登窯 のぼりがま
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 傾斜地の斜面にそって傾斜した窯体を作った窯。斜面をトンネル状に掘った地下式,斜面を溝状に掘りくぼめて天井部を「すさ」入り粘土で架構した半地…
すみやき‐がま【炭焼(き)窯】
- デジタル大辞泉
- 炭を焼くための窯かま。炭窯すみがま。《季 冬》
ぎこう‐よう〔‐エウ〕【宜興窯】
- デジタル大辞泉
- 中国江蘇省宜興近郊の陶窯。明代以降に栄え、鈞窯きんよう系の雑器や朱泥しゅでい・紫泥しでいなどの茶器を産する。
きん‐がま【錦窯】
- デジタル大辞泉
- 陶磁器の上絵を焼き付けるのに用いる窯。火炎が直接器物に触れないように二重構造になっている。上絵窯。にしきがま。
かま‐じるし【窯印】
- デジタル大辞泉
- 陶磁器につける記号。共同窯で焼く際、作者や注文主を区別するために、彫りつけたり押捺したりする。手印てじるし。
かま‐ば【窯場】
- デジタル大辞泉
- 陶磁器を焼く窯のある仕事場。
か‐よう〔‐エウ〕【×哥窯】
- デジタル大辞泉
- 中国、南宋時代に浙江省にあった伝説的な青磁窯。また、それで作った青磁。素地が黒く、釉うわぐすりは淡い色を呈し、大きな貫乳がある。
かわら‐がま〔かはら‐〕【瓦窯】
- デジタル大辞泉
- 瓦を焼くかまど。土を半球形に盛り上げて中空にし、開口部を設けたもの。かわらや。
のぼり‐がま【登り窯】
- デジタル大辞泉
- 陶磁器を焼く窯の一。丘などの傾斜面に階段状に数室から十数室の房を連続して築いたもの。第一室の燃焼の余熱を各室に利用する。中国・朝鮮で開発さ…
ばっちがま【バッチ窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほんぎょうがま【本業窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
こなんよう【湖南窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
ごようがま【御用窯】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんがま【讃窯】
- 改訂新版 世界大百科事典