えいせい‐さいぼう〔ヱイセイサイバウ〕【衛星細胞】
- デジタル大辞泉
- 《「サテライト細胞」ともいう》1 神経細胞を取り囲み、構造的・機能的に結合・支持する神経膠細胞。2 骨格筋の前駆細胞。
プラズマ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【プラズマ細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒形質けいしつ細胞
さいぼう‐ファイバー〔サイバウ‐〕【細胞ファイバー】
- デジタル大辞泉
- 細胞を培養し、ひも状にしたもの。アルギン酸カルシウムなどのヒドロゲルによるチューブの内部に細胞を閉じ込めて培養し、のちにゲルを溶かすことで…
せい‐さいぼう〔‐サイバウ〕【性細胞】
- デジタル大辞泉
- 有性生殖における生殖細胞。
し‐さいぼう〔‐サイバウ〕【刺細胞】
- デジタル大辞泉
- クラゲなどの腔腸こうちょう動物の体表にあり、刺胞を内蔵する細胞。
し‐さいぼう〔‐サイバウ〕【視細胞】
- デジタル大辞泉
- 光を受容することにより感覚を生じる細胞。下等動物では、散在するものと、集まって視覚器となるものとがある。高等動物では多数が集まって目の網膜…
さいぼう‐えき〔サイバウ‐〕【細胞液】
- デジタル大辞泉
- 植物細胞の液胞をみたしている液。塩類・糖・有機酸のほか色素・タンニン・アルカロイドなどが溶けており、ふつう弱酸性を呈する。
さいぼう‐がく〔サイバウ‐〕【細胞学】
- デジタル大辞泉
- 細胞の形態を生理・成長・分化・遺伝・進化との関連において研究する学問。
さいぼう‐こきゅう〔サイバウコキフ〕【細胞呼吸】
- デジタル大辞泉
- 細胞が、外部から取り入れた酸素や酸素以外の酸化剤によって、養分を分解してエネルギーを発生させる現象。内呼吸。組織内呼吸。[補説]酸素を必要と…
さいぼう‐しつ〔サイバウ‐〕【細胞質】
- デジタル大辞泉
- 細胞で、核を除いた部分。細胞小器官や顆粒が存在する。[類語]細胞・細胞膜・細胞壁・原形質・単細胞・胚・核・核酸・リボ核酸・デオキシリボ核酸・…
さいぼう‐ばいよう〔サイバウバイヤウ〕【細胞培養】
- デジタル大辞泉
- 多細胞生物の器官・組織片から分離した細胞を培養液中で増殖させること。組織培養の一種。
A細胞
- 栄養・生化学辞典
- →α細胞
細胞系
- 栄養・生化学辞典
- 細胞系統ともいう.個体の発生過程で最終的にある集団の細胞に分化していく細胞の群.
細胞毒
- 栄養・生化学辞典
- 細胞に対して毒性を示す物質の総称.
細胞壁
- 栄養・生化学辞典
- 植物細胞にみられる原形質膜の外側の構造で,セルロース,ヘミセルロースなどが主成分.細菌にもあり,ペプチドグリカンが主成分.また真菌の細胞…
脂肪細胞
- 栄養・生化学辞典
- 脂肪組織で脂肪を蓄える細胞.重量の90%以上が脂肪になる.TNF-α,レプチン,レジスチン,アジポネクチンなどのホルモン,生理活性ペプチドを分泌…
娘細胞
- 栄養・生化学辞典
- 「むすめさいぼう」とも読む.一つの細胞が分裂してできる二つの細胞.
石細胞
- 栄養・生化学辞典
- ナシの果実にみられるリグニン,ペントサンの多い厚膜細胞で,食べたときにざらざらした感じがするのはこの細胞のため.
アイピーエス‐さいぼう〔‐サイバウ〕【iPS細胞】
- デジタル大辞泉
- 《induced pluripotent stem cell》万能細胞の一種。幹細胞と同様に増殖して各種の細胞へと分化することが可能な細胞。平成18年(2006)、山中伸弥ら…
ライディッヒ細胞
- 栄養・生化学辞典
- 間質細胞ともいう.精巣の精細管の間の間質にある細胞で,テストステロンを分泌する.
細胞説【さいぼうせつ】
- 百科事典マイペディア
- すべての生物体は細胞を単位として構成され,細胞は生物の構造および機能の単位であるという説。1838年シュライデンが植物について,翌年シュワンが…
ES細胞【イーエスさいぼう】
- 百科事典マイペディア
- 動物の血液,神経,肝臓,膵臓といった全身の細胞を作り出すことができる細胞のこと。Embryonic Stem cell(胚性幹細胞)の略。卵子が受精して分裂を…
色素細胞【しきそさいぼう】
- 百科事典マイペディア
- 色素を含み体色発現のもとになる細胞。色素は普通,顆粒(かりゅう)として存在し,溶解している場合もある。色素細胞のうち,大型で樹枝状突起をもつ…
えんすい‐さいぼう〔ヱンスイサイバウ〕【円×錐細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒錐状体すいじょうたい
きゅう‐さいぼう〔キウサイバウ〕【嗅細胞】
- デジタル大辞泉
- 嗅覚の刺激物質を受容する細胞。人間では鼻腔びこう上部の粘膜中に分布。臭細胞。
かん‐さいぼう〔‐サイバウ〕【間細胞】
- デジタル大辞泉
- 組織中にあって、その組織の細胞群とは異なる働きをする細胞。精巣中にあって雄性ホルモンを分泌する細胞など。
ふぇれるさいぼう【フェレル細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
視細胞 (しさいぼう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →目/眼
グリア細胞
- 知恵蔵mini
- 神経細胞とともにヒトの大脳の大部分を占める細胞。形状によってミクログリア、アストロサイト、オリゴデンドロサイトなどに分類され、総数で神経細…
STAP細胞
- 知恵蔵mini
- あらゆる細胞に分化させることができる「万能細胞」の一種で、STAPはStimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency(刺激惹起性多能性獲得)の略称…
せんいさいぼう【繊維細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
どんしょくさいぼう【貪食細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
ないひさいぼう【内皮細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
細胞質 さいぼうしつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 細胞体を構成する原形質のうち核質以外の部分をいう。細胞質の最外層は細胞膜(形質膜)に分化している。細胞の自由表面からは微絨毛(びじゅうもう)…
細胞伸長 さいぼうしんちょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物の茎頂や根端の分裂組織にある細胞は、細胞分裂環に沿って分裂を繰り返すが、やがて、分裂環から外れて細胞成長を始める。細胞伸長とは、この細…
細胞成長 さいぼうせいちょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →細胞伸長
グリア細胞 ぐりあさいぼう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →神経膠細胞
塩類細胞 えんるいさいぼう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硬骨魚類のえらにある、ミトコンドリアに富む好酸性の特殊な大形細胞。海水魚は海水を飲み込んで腸で吸収し、余分の塩類をえらから排出するが、塩類…
細胞分裂 さいぼうぶんれつ cell division
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1個の細胞が2個以上の細胞に分れる現象。細胞分裂は,初め核分裂が起り,続いて細胞質分裂によって完了する。多核細胞は細胞質分裂を伴わなかった結…
シュワン細胞 シュワンさいぼう Schwann's cell
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 神経繊維 (軸索) の側面に付着している随伴細胞。この細胞がつながり合って,神経繊維を包む神経鞘をつくっているので,神経鞘をシュワン鞘ともいう…
神経細胞 しんけいさいぼう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
LE細胞 エルイーさいぼう LE cell
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- LE小体を貪食した細胞で,全身性紅斑性狼瘡 (全身性エリテマトーデス) の患者の骨髄で 60~80%の割で見出されるため,この疾患の診断に用いられる。…
はいさいぼう【杯細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
はどりーさいぼう【ハドリー細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぱねーとさいぼう【パネート細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
ばすけっとさいぼう【バスケット細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
しさいぼう【刺細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
細胞骨格 サイボウコッカク cytoskeleton
- 化学辞典 第2版
- 細胞内に張りめぐらされているタンパク質性の繊維状構造で,アクチンフィラメント(直径5~9 nm,アクチンの集合体)や微小管microtubule(直径25 nm,…
ほのお‐さいぼう(ほのほサイバウ)【炎細胞・焔細胞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 原始的な排出器官である原腎管を構成する終端細胞。細長い中空の細胞で、その内部にある繊毛を動かして周囲の組織から老廃物を集め、主管…
せき‐さいぼう(‥サイバウ)【石細胞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物の厚膜細胞の一つ。ほぼ正多角形で、細胞膜がきわめて厚く、木化して堅くなったもの。ウメ・モモの内果皮(俗にたねという部分)、ナ…